河合雅司さんの著書『未来の年表』を読みました。衝撃的でした。
今から40年後には日本の人工が30%減少するという話に大きな衝撃をうけました。
40年後には今の延長線上で暮らしていけるでしょうか?
人口減少後にどのような社会を作るのかが今問われていると思います。
人口減少する未曾有の問題はけっして先送りしてはいけません。
未来を担う若い子たちに丸投げしてはいけないと思います、絶対にです。
今の世の中を作った大人である我々が少しでも解決する糸口を作らないと、これからの世代だけの問題ではないと思います。
『未来の年表』の本書で述べられていましたが『高齢者を減らす』提案がありました。
これは私は賛成です。
健康寿命という言葉があります。高齢になってもだいたい73~74歳くらいまではおおむね健康で動けるとされています。
昔と違い今は人生100年時代です。高齢者を75歳以降と完全に区切ってしまってもよいのでないかと私は思います。
75歳までのかたは社会を支える働き手側に廻ってもらいます。『いつまで働かすねん!』という声がでると思いますが、日本の人口減少問題はそこまで深刻な状況に陥っていると私は思っています。健康な間は皆さん働きましょう!
これからの日本は他国を含めて過去に例がない人工減少が進むのです。若い世代だけに負担を掛けることは私は反対します。
微力な私ですが、私個人は動ける間は社会と繋がりを持ち続けて働き続けたいと考えています。
最近ひんぱんに『働き方改革』という言葉を耳にしますよね。
最近になってなぜこんなに唱えられるようになってきたかが少し分かった気がします。
社会全体の労働時間を削減してそこに必要とされる働き手を減らして回らないと、社会全体が回らなくなる…そんな問題がほんと目の前まで迫っているんですね。
過剰と言えるサービス。
24時間営業や正月3が日の営業、宅配便の当日配達…etc
これらをやめると不便にはなりますが過剰でもあります。変革しないといけないでしょうね。
AIや自動運転とか技術力で生産性が変わるとは思います。でも技術だけでは足りません。
また外国のかたも日本で働いて頂くことも当然進めないといけないでしょう。
でも外国のかたに働いて頂くのは海外の例をみても難しい点が多いですよね。
現在高齢者と定義されている65歳以降のかたも働ける社会にしましょう。
そうしないと50年後、100年後には今と違うごろっと変わった日本になってしまいそうで怖いです。
産業革命だけでなく、社会のありかたや我々の暮らし方まで含めて変えないとダメなんだなぁと考えます。暮らし方革命が必要ではないでしょうか。
これらの問題を日本に住む全員が意識してどうしていくかを考える、そして行動する時期に突入していると私は思います。
まさしく『静かなる有事』ですね。