サッカーのワールドカップが始まった。
我らがサムライブルーの日本代表はどんな結果を残してくれるだろうか。
日本代表はチーム運営のゴタゴタがあって日本国民の関心が前回、前々回のワールドカップより薄いように感じる。
私も関心の薄さを感じているひとりです。
私は普段はJリーグをほとんど見ないけど代表の試合だけはしっかり観ているにわかファンだ。
でも前回以降のこの4年間で代表の試合をみることさえ少なくなった。
今の日本代表はFIFAランクも知らない間に60位!これは冴えない…。
正直、ハリルホジッチ監督になってからの日本は光るというか魅せるものや惹きつける魅力がなかったように思う。
そのうえ最後は監督解任である。
世間が盛り上がれないのはある意味しかたないと思う。
監督がワールドカップ本番2ヶ月前に西野監督に変わってチームがどう変わるか、どのように変えるのかを代表メンバー選考で期待していたが、ここでも私の期待を裏切ったメンバー選出であった。
私の期待に反して4年前に活躍したメンバーを中心に選ばれていたことである。
本田、香川、岡崎、長友、川島、吉田、長谷部…etc
4年前のワールドカップで1勝も出来なかったのに、同じメンバーを再度選出して勝てるのだろうか?私は不安である。
2010年ワールドカップの岡田ジャパンも今と同じように本戦前の試合で負け続けていた。
でも岡田ジャパンでは見事に予選リーグを突破してベスト16まで勝ち残った。
この年のワールドカップ躍進の鍵は中村俊輔の扱いだ。
それまで中村俊輔中心であったチームを本戦前に負け続けたことで、ワールドカップ本番ではプレースタイルを変えて挑んだ。
阿部勇樹をアンカーとして使う守り中心チームで、中村俊輔はベンチに下げたのである。
中村俊輔のいないカウンターで特典を狙うチームで見事にベスト16まで躍進したのである。
今回のワールドカップも2010年当時と同じで本戦前に負け続けている。
これはもしかしてワールドカップ本戦でスタイル変えるかも…と期待したが、本番前の最終テストマッチであるパラグアイ戦で4対2で勝ってしまった。
私は勝たないほうが良かったと思っている。
パラグアイに勝ってしまったことで今のスタイルや戦術でもワールドカップ本戦で戦えるのでないかとチームが思ってしまったのではないだろうか。
やれば出来るのではと、この試合で選手や監督が考えてしまったのではないか。
もしそうであれば私はチームが変われる最大のチャンスをこの勝利で逃したのでないかと思う。
日本代表の活躍を願って、私の危惧であることを祈る。