通勤途中に地震が発生、あなたならどうすますか?
そのまま会社に向かいますか、それとも家に引き返しますか?
今日の大阪で起こった地震ではこんな選択を迫られた人がたくさん居たと思う。
地震発生が7時58分、私の場合は既に会社に着いていた。
私の場合は会社の駐車場から工場に入門するために信号待ちをしていたところで地震にあった。
地震の時の地面はまるで水面であるかのように波打っていた。
鉄柱で出来ている信号機は地震の揺れに合わせて大きくそして激しく揺れ動いていた。
でも今回の地震は幸いなことに会社が停電にならなかったので、私は一日を平穏に過ごすことが出来た。
だが電車通勤のかたは通勤途中でストップしたひとも多かっただろう。
電車が止まって電車内に閉じ込められずに下車出来たひとは、その後の電車運転再開をじっと待つか、下車したあとバス、タクシーや徒歩などのあらゆる手段を使って動くかのどちらかしかない。
でもここで考えたいのは通勤途中で地震が発生した場合にはどこに向かって動くの?ということである。
会社に向かいますか?それとも自宅に戻りますか?
冒頭に云ったようにあなたならどうしますか?である。
私だったらどうするだろうか…。
わたしの場合は県境を越えて通勤している。
よって会社か自宅のどちらが近いかによって動く方向が決まると思う。
ただし家族の無事が分かっている場合に限ってはという注釈が付く。
今回の地震が発生したあとに家族の無事がLINEですんなりと分かったのはすごく助かった、良かったと思う。
家族が無事な情報をすぐに知ることが出来たので、私はいつもと同じように会社で仕事が出来た。
もしこれが家族と連絡が付かないような事態にでもなっていれば、私は帰宅していたかもしれない。
通勤途中で電車がストップしたひとも同じ思いではないだろうか。
家族の無事が確認出来て且つ、自宅より会社が近いのであればやはり会社に向かうのではないか。
廻りから社畜と呼ばれようが構わず会社に出社されたひとが多いのではないか。
もし地震発生が30分早ければ…。
私がこの場面に遭遇したとすると、県境を越えていないのでたぶん自宅に戻ると思う。
地震で電車が止まった場合、あの手この手で会社に行こうとするかもしれないが県境を越えるのはさすがに距離が長い。
色々な対抗手段を考えるけど。動ける選択肢は少ないと思う。
最後に南海トラフ巨大地震が実際に起こった場合にどう行動するか。
会社で仕事中に南海トラフ巨大地震が発生した場合には、まず家族が無事かどうかを確認する。
家族の無事を確認出来たら、次は会社で泊まり込むとか考えると思う。
交通機関が寸断されるような巨大地震の場合、下手に動くと2次災害、3次災害に合いかねないと言わざる負えないと思う。
今回の地震でも一部地域で水が濁り、水が売り切れる騒ぎが起こった。
水もそうだが地震でいつも思うのがトイレットペーパーの備蓄だ。
これの大切さは経済産業省が云っている。
国内でトイレットペーパーを製造する会社の4割は静岡県に集中していて静岡で生産している。
もし東海地震が発生して静岡にダメージがあった場合、製造工場からトイレットペーパーが出荷されない事態になってしまう。
自分の町が地震の直接被害は免れたとしても、静岡が地震の被害にあえばたちまち日本中でトイレットペーパーが不足してしまう。
このために経産省ではトイレットペーパーを1ヶ月分備蓄しておくことを勧めているのである。
まさに備えあれば憂いなし!である。