mac-3's blog

好きなことを楽しむブログ。

結石の痛みは経験しないと分からないかも…

私は結石になったことがある。

 

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ひとつの石が左側の腎臓で出来上がる。

その石がひょんな拍子に腎臓から離れて尿路へと流れていく、ここから長くて苦しい日々が始まるのである。

 

もともと私の体は結石が出来やすい体質なのだそうだ。

私は尿酸の値が高く、高尿酸血症と言われている。

高尿酸、ようするに私のおしっこは強い酸性のおしっこなのである。

強い酸のおしっこであるために腎臓内で酸が結晶化して石を作りやすい。

その石が腎臓にある間は痛くも痒くもないのだが一度腎臓を離れて尿路に流れて込んでしまったら、それはもう救急車を呼ぼうかとマジに考えたことがあったくらいに痛いのである。

 

尿管結石の場合は24時間常に痛いというわけではない。

ある時に突然にじんわりと痛みが襲ってくるのである。

その痛みは広がるというか、痛みが染み込むというか、なかなか言葉では言い表せることが出来ないが、とにかくすごく痛い!

この痛みはたぶん経験者しか分からないのかもしれないが深い痛みなのだ。

結石が痛みだすとじっとして痛みが逃げていくのをひたすら待っているしかない。

 

私が最初に尿管結石になった時は左のお腹あたりが痛くなった。

症状からこれはおかしいと思い、女医さんが診察してくれる掛かりつけの内科医に駆けつけた。

受診したその時は結石が出来ているなんて頭にも思っていなかった。

でも内科医の考えは違った。

私の検診結果とかカルテとかからだの情報を全て知っている女医さんである。

すぐにエコーで腎臓を確認して左の腎臓が膨れている?腫れている?ことを確認してくれた。

どうも左の腎臓からの尿路に結石があり、おしっこが流れるのを塞いでいるようで腎臓が腫れていたようである。

 

女医さんは結石が出来ている原因が高尿酸から来ているという判断でおしっこをアルカリ性にする薬を処方してくれた。

その薬でダメなら石を破壊する装置がある総合病院を紹介してくれるということになった。

でも女医さんも云っていたが総合病院を紹介してもすぐに処置してはくれないらしい。

総合病院では新しい患者扱いになるので最初から検査して、総合病院が病気を判断したうえで処置するという一連の流れになってしまうらしい。

 

受け入れる病院の立場からするといくら紹介状があっても自分で確認して判断していないで処置が出来ない。

まあこれは当たり前といえば当たり前の対応かもしれないが、同じ検査を繰り返しされる患者の気持ちにはなっていない行為である。

紹介状持っていくといくことは総合病院でしか対応出来ない病人を相手にしてである。

 

私には掛かりつけの内科医がこの時に処方してくれたおしっこをアルカリ性にする薬が効果大であったようだ。

薬を飲み始めたその後は何日かは痛みが続いたが、痛む箇所がだんだんおしっこ出口に近づいてきているのが分かっていた。

 

結石の最後は会社のトイレで小便をしていた時である。

それは突然であった、小便が出るのが突然にストップしたのです。

「えっ何これ?」という状態で、思いっきり力を入れて小便を出した。

その時に勢いよく出た小便の中に石が混じっていたのである。

 

それはそれは小さな石であった。

こんなサイズの石があの痛みを生んだのかと思うくらい、自分にしたら小さく感じる石であった。

 

この話はかれこれ4~5年前の体験話である。

なぜ今頃にこんな話をしたかというと、最近になって背中の左側に違和感を感じるようになったのである。

位置からして腎臓?となるとまた結石か?

 

痛み方があの時とは数段に違うため自己判断では結石とまだ決めつけていない。

あの時から続けて飲んでいるおしっこをアルカリ性にする薬は毎日3回必ず飲むようになった。

 

それでも結石出来るの?というのが今の気持ちだ。

もう4~5日は痛みが続いているが単なる筋肉痛であることを祈っている。