私はボランティア活動に参加したことがある。
国際親善として行われた車椅子の女子バスケットボール大会への応援に参加したのである。
当時はボランティアに参加するのは初めてであり、バスケットボールの試合を見るのも初めてであった。
初めてが重なった不安な気持ちでひとり体育館に乗り込んでいったのを憶えている。
でも実際に現地について応援席に座った瞬間からそんな不安な気持ちも溶けてなくなった。というのもスタッフさんに気配りしてもらえたのが大きくて、楽な気持ちにさせて頂いた。
スタッフさんがお昼に食べる昼食の心配や協賛企業から頂けるノベリティグッズの受け取り、その他の細かなことまであらゆることに気が配られていることが観ていて感じられた。
しかもそれは私だけではなくて彼女が担当している地域関係者全員に気配りされていたのである。
彼女がいてくれたおかげで私のボランティアデビューがすんなりと出来たことにはほんと感謝している。
私のボランティアは車椅子バスケットボールの試合を見ているだけだったが、それだけでボランティア活動になっていたのだろうか?
今でもそんなことを思うが、私は会場でスタッフの彼女にこの疑問を直接尋ねてみた。
彼女の答えは、『応援しているだけでも十分にボランティアですよ』ありがたいことです。と答えて頂きました。
私は廻りのひとにも助けられて、同じ会社から参加された先輩から”かりんとう”を頂いたりしてもして、とっても暖かな気持ちでボランティア出来たことを憶えています。
ところでバスケットボールの試合を実際に会場で観たことあるでしょうか?
バスケットボールの試合にはディスクジョッキー”DJ”がいるんです。
”DJ”のかたが試合に合わせてアナウンスしています。音楽も流れます。
私は知りませんでした。
まるでテレビを観ているように「シュート!!!」とか「にっぽん!!!」とかマイクの声が会場中に響き渡ります。
声につられて観客を試合に引き込んでくれる、観客のワクワク感を強引にでも高めてくれる手法だなと思いました。
エンタティメント性が高くなり、厳粛さを大切にしている競技では難しいと思いますが、観ている観客のことを第一に考えるプロ競技であれば、他でも採用して良いかもと思ったしだいです。
その他にもバスケットボールにはチアガールが試合を盛り上げてくれます。
ハーフタイムのパフォーマンスや日本チームがシュートを決めるたびのパフォーマンスは楽しめます。
魅せるスポーツ華やかなスポーツですね、バスケットボールというスポーツは。
あとお昼休憩には車椅子に乗って実際にシュートとしてみるという観客向けの体験がありました。
私は体験しませんでしたが、体験した会社先輩の話では腕の力が強くないとシュートを打てないそうです。
シュートがゴールポストに当たるには相当に鍛えていないと届かないのではいうのが先輩の意見でした。
何かボランティアしたいと思うが行動出来ていない人は多いと思います。
気楽にこんなボランティアから初めてみるのもよいとは思いますよ。