ず~っと食べたかった『揚子江ラーメン』を食べてきた。
大阪に透き通ったスープの塩ラーメンがあることを今年春に知りました。
今流行っているラーメンは豚骨とか豚の背脂を使った結構こってりしたラーメンが主流だと思います。
でもこのお店のラーメンはそれに反してあっさり系の塩ラーメンを貫いているのがスゴいと思いました。
調べるとお店の創業はなんと1964年!私と同い年なんですね。(笑)
私が『揚子江ラーメン』を知ったのは”やなぎなぎ”さんのライブです。
大阪出身のなぎさんが大阪でよく食べるラーメンとして紹介してくれたんです。
私も大阪に住んで20年以上になるのですが、『揚子江ラーメン』は知りませんでした。
『揚子江ラーメン』を調べてみるとスープがほぼ透明だとか、あっさりラーメンで何杯でも食べられるとか、ネットでは高く評価されているようです。
なぎさんのライブがあったのが春3月、半年近くたってやっと食べに行くことが出来ました。
梅田にラーメンだけ食べに行くのも自分の中ではなんか違うように感じたので行けるチャンスをず~と待っていたんです。
なかなか梅田に行く用事が作れなかったのが辛かったです。
期待のラーメンだったので自分の中でラーメンに対する妄想が日に日に大きくなって膨らんでいくのが分かるんです。
そんな『揚子江ラーメン』ですが、この夏休みに梅田で映画を観たついでに念願かなって寄らせて頂き食べること出来ました。
この日は映画より『揚子江ラーメン』が食べられるほうが楽しみで梅田に行ったんですね。(笑)
私が『揚子江ラーメン』で注文したのはシンプルに”ラーメン”です。
注文してから待つこと2~3分くらい。あっと言う間に席まで届きました。
ひと目見てもう目が離せません。
「綺麗!!!」
なんとも美しいラーメンだと思いませんか?
透明スープに細麺、そして上にトッピングされているのは生の春菊です。
なんとも儚げでそして繊細なラーメン、見た目を含めてアピールしてくるのはラーメンです。
まさに芸術作品かと思わせるラーメンです。
見た目も楽しめる塩ラーメンですが味も確かで「美味しい」の言葉につきます。
ラーメンを食べ始めてからお箸が止まることなく一気に完食しました。
特に思ったのは春菊、この塩ラーメンに合うんですよね。
塩ラーメンをよりさっぱりとさせるアクセントになっています、まるで口の中に春がきたかのような新鮮な味わいがありました。
『揚子江ラーメン』はこってり系が好きなひとには物足りなく感じるラーメンかもしれません。
「おかわりしたいかな」とも感じるくらいにあっさり食べられるラーメンなので満腹感がちょっと少ないかも…とは感じました。
このラーメンが合うのはやっぱり深夜ではないでしょうか?
お腹にやさしい感じがするスッキリ食べられるラーメンなので、飲み歩いた後の締めで食べると美味しいだろうなと感じるラーメンでした。