私はヘタレだ。
本にしろ、ビデオにしろ、大切なシーンになると目をそらしたくなるのです。
ドキドキするのが嫌いなわけではなく、夢中になっていないのでもない。
感情が盛り上がった時、うわっというときに本を閉じたり、ビデオを止めて思わず目をそらす。
なんどそんなシーンに出会ったことだろうか。
大切なシーンから逃げているのである。
その時に本やビデオから逃げたとしても、先のストーリーが気にならないわけではない。
大抵は少し時間を置いて心を落ち着けてから本やビデオを再生するのである。
特にひとりでいる時に多いような気はしている。
そんなことを葛藤を繰り返してひとつの作品を観ている。それが私の視聴パターンです。
「イヴの時間」
先日ブログでスマートスピーカーの話題を出した時、以前に観たアンドロイドと人間の世界を描いたイヴの時間に触れてみた。
かなり以前に観た作品で、なんか懐かしくなってAmazonプライム・ビデオで再度視聴することにした。
しばらく「あぁこんな話だったよね。」と懐かしい記憶を呼び覚ましながら観ていた時、またあのヘタレが出てきたのである。
ちょっと盛り上がるシーンで思わず映像を止めてしまいました。
「うわっやっちゃた。」盛り上がるシーンを前に観ていられなくなるのである。
恥ずかしいというか、小さな頃から全然変わらない自分になんか笑っちゃいます。