長期休暇は自由時間がいっぱい取れるので本を読むのに最適ですね。
私は今回の10連休を利用して、中尾隆一郎さんの書いたビジネス書『数字で考えるは武器になる』を読みました。
皆さんは本をどこで読まれますか、自宅ですか?それとも通勤の電車内?
私は自宅以外で読まない派だったのですが、この本を読んで気づいたのです。
「ビジネス書は自宅外で読むほうが読みやすい」ことにです。
自宅ではどうしても他の関心事とか誘惑がありますよね。
例えば宅配があれば読むのを止めて荷物受け取りしないといけません。
読み進めているのを止めてしまうのは、小説とか軽い読み物では気になりませんが、ビジネス書の場合は一度読むのを止めてしまうと再度読み出すことが難しくなってしまう。
そんなことありませんか?どうも私にはそんな癖があるようです。
この連休に嫁とふたりでご近所のショッピングモールに行きました。
嫁が買い物している間、時間つぶしにベンチでこの本を読んだのです。
”自宅以外では読まない派”だった私ですが、これが読みやすくてペラペラとページがめくれます。
家では他のことが気になってページめくるのが止まることがあっても、出先ではスイスイと読めました。
他に気になることがないからでしょうか?
合計したら2時間少し、気づけば250ページの本を読み終わってしまいました。
家以外で読むのも良いかもしれません。
ファミレスやカフェでなかなか読み進められない「積本」を読む。
ちょっと気持ちと雰囲気を変えて自宅以外で読書してみるのもいいことかもしれません。
今回私が読んだ『数字で考えるは武器になる』の内容は、ほぼタイトルに表されているとおりです。
自分の持っている仕事を数字で考えるとか、大きな仕事は因数分解して1つずつをクリアにしていくとか、今さら分かっている内容ではありました。
30年以上の期間に渡って会社で仕事してきた我が身としては、諸先輩から聞いたり、「数字に強くなれ!」と言われてきたので数字の重要性は分かっているつもりです。
でもあくまで”つもり”なのです。
この本のようにきっちりとまとめた文章で読んだことはありません。
今回購入して読みましたが、実際に読んで良かったと思います。
読んだから数字に強い自分になれる訳ではありませんし、また読んだから数字で考えることがすぐに出来ることはないでしょう。
でもこの本を読んだことで数字で考えることと、そして数字でアピールが出来れば、周りが聞く価値あるぞっと思わせることになるかもしれません。
実践するのは自身です。
どこまで出来るかは分かりません。
数字をベースに考える話はとても分かりやすく、重要なことであることが本から伝わってきます。この本はそんな本です。