自分のことにしろ、会社にしろ、今があるのは過去にがんばったからだとは思いませんか?
5年後、10年後の将来の自分のために、今を頑張り投資する、それは努力すること。
逆にいえば、今を頑張っていないと5年後や10年後に成長していなかったり、競争に負けていた…なんてことが起こるかもしれません。
今の自分がいるのは、それは5年前や10年前に頑張った自分がいたから。
もし今の自分をダメだと思っているとすると、それは今突然にダメになったのではなくて、5年前、10年前からの投資や努力が足りなかったとかからではないでしょうか?
例えば英語。
私は英語がしゃべれない。
日本人は英語にコンプレックスがあるかのように言われる。
かなりの人が英語コンプレックスを持っているのでないだろうか。
あれだけ中学から勉強したにもかかわらず、英語はしゃべれないのである。
最近始めたオンライン英会話でフィリピン人と話して思うのは、英語に対する真剣さと、日本の英語学習の方針が誤っていること。
フィリピンのかたもそうだが、中国で日本語をじょうずに話す中国人もそうだった。
彼らは必死に勉強してしゃべれるようになっているということ。
海外では英語がしゃべれないと仕事につけないとか、海外製品の取説が読めないとか。
日本では日本語さえ理解が出来れば、仕事でも学習でも問題が起こらなかった。
これが日本人の英語をダメにしたと思う。
英語に対する必死さや真剣さを今まで阻害してきた理由のひとつだと思う。
もう一つは英語学習のやり方。
学校で英語の試験で出てきた問題は穴埋め試験。
『』の中に入る単語を考える。
"at"なのか、"in"なのかとか、”しゃべる”とか”理解する”とか大切なことよりも点数化しやすい細かなことに注目していたこと。
これが英語に対する日本人のコンプレックスを作った原因だろうとは私は思う。
これからはもっともっと英語が身近になる。
英語の環境も学習方法も変わるだろうとは推測しているが…果たしてどうだろうか?
「しゃべれないから頑張って英語を勉強しないと。」
そんなことを思っていても英語をしゃべる機会なんてものがずっとなかった。
「英語は重要!」、でも英語を必要とする機会がないためにズルズルと何もせずにここ5年とか10年を過ごしてきました。
そんな私が最近になって始めたのが、オンライン英会話。
だが英会話を始めて少し後悔している。
それは「なぜもっと早くから学習を始めていなかったのか」と。
もし英語が重要だと感じ始めた5年前や10年前から英語会話を勉強し始めていたら、今ごろは英語を苦手なんて思わない人に変身していたかもしれない。
英語に関しては、この5年間まったく進歩していないし、むしろ後退していてもおかしくない。
でも今はオンライン英会話で学んでいるが、これで自分がどう変わっていくだろうか?
私は今は学んだ気になっているだけではないかと思っている。
継続して実行し、実際に使って始めて自分の身になるのが知識だと思う。
私は自分の弱点である英会話力を高めるためにお金を払ってオンライン英会話を受講している。
これは将来の自分への投資、必ず5年後、10年後の自分へつながる。
今の努力やがんばり、それは将来の自分への投資である。