わたしは同じ場所に少し長く居続け過ぎたかもしれません。
今日は入社以来ずっとお世話になってきた工場、とってもお世話になった工場への最終出社日でした。
ほんと長く勤めてきました、誰も言ってくれないから自分で言いますね。
37年間お勤めお疲れさまでした。
学校を卒業した18歳で入社して、それからずっと同じ工場です。
わたしの社会人ライフすべてが詰まった工場から今日卒業しました。
今の気持ちをことばに表すとしたらそれはどれだろう?
寂しい…でしょうか?
うれしい…でしょうか?
エキサイティング!…でしょうか?
わたしはすべてが当てはまる気がします。
以前までであれば、「エキサイティング!」これオンリーだっと思います。
でもさすがに当事者になって実際に体験してみると寂しい気持ちが大きいですね。
勤務地変更で、やっと今までと変われるとも思っています。
同じ工場で働くという”しがらみ”や呪縛から開放されるようです。
でもわたしには他にも”しがらみ”がたくさんあります。
あちこちに絡みついた”しがらみ”、それは工場が変わったくらいでフリーにさせてはくれないでしょう。
一本一本の絡んだ”しがらみ”を開放して、いつかきっとフリーになれる。
そんな日を夢見て進んでいくしかないのでしょうね。
異動先には、今のグループで担当している業務を持ったまま異動します。
しかもわたしだけ。
グループから抜けての異動です。
今の事態を想定してはいました。
業務がシュリンクしてメンバーが減っていく中で最後に残った担当ですから。
今までは担当、課長、そしてたまに隣のグループも巻き込んで業務にあたっていました。
”担当”は手間仕事や作業仕事は率先してやります。
けど業務の方向性を決めたりだったり、トラブル対応には”担当”では太刀打ちできない壁があります。
まったく役不足です、「グループで動く」が必要なときはあります…よね。
業務を持ってひとり異動するとどうなるでしょうか?
業務ストーリーを知っているのはわたしだけであれば前に出るのは私しかない?
ネガティブなことを考えてしまう、ちょっと嫌かも…。
新しい工場を考えるとワクワクもしています。
新しい人、新しいモノ、そして知識。今まで気付かなかったことに出会える予感がしています。
ここはやっぱり、「ポジティブ、アクティブ、アグレッシブ」でしょう!
マイナスを考えるよりも前を向いて進みたい!
新しい世界に飲み込まれるよりも自ら飛び込んでいく。
前を向く気持ち、これを忘れずに前に進みたいと思います。