毎年5月になると郵便で必ず届く通知に自動車税納税通知書があります。
郵便の中には5月31日が納期限の通知書兼納付書が入っています。
以前は金融機関でしか納税出来なかったので会社を休んでまで自動車税を納付したことを覚えていますが、いつからかこの納付書をコンビニに持っていけば24時間いつでも税金納付が出来るようになり便利になりました。
でも今は自宅に居ても自動車税を納付出来ることはご存知でしょうか?
その方法はクレジットカード支払いを選択出来るようになっているのです。
支払い方はとっても簡単です。
支払いに利用するクレジットカードと郵便で届いた通知書を持って、大阪府の場合には『大阪府自動車税お支払いサイト』にアクセスすればクレジットカードで支払い手続きが出来ます。
自動車税を支払うためだけにわざわざ銀行やコンビニまで行く必要がありません。
自宅で支払いが完了する、もうこれだけでメリットがありますよね。
ただ注意が必要なのは1件につき324円(税込)の決済手数料が必要なことです。
うちの車の場合は税率45,000円ですが、クレジットカードでの支払いでは、45,000円に決済手数料324円をプラスした45,324円を支払うことになります。
「えっ手数料いるの!?」と思ってしまいますよね。
でもちょっと考えてみれば324円の手数料って税額45,000円に対して0.72%でしかありません。
私の持っているアマゾンや楽天のクレジットカードは支払金額に対して1%のポイントをもらえます。
ということは、45,324円の支払いであれば453ポイントをもらえるのです。
例えばアマゾンのクレジットカードで自動車税を支払いした場合、45,324円支払いますが、支払いに対してアマゾンポイント453ポイントをもらえるのです。
アマゾンや楽天などの手数料以上のポイントをもらえるクレジットカードで支払えば、コンビニなんかで現金支払いをするよりも”お得”になりますよね。
・コンビニまで外出しなくても支払いが出来る。
・支払額に対してポイント1%以上もらえるカードでは現金より”お得”。
クレジットカード支払いにはこの2つのメリットがあります。
日本もキャッシュレス社会を目指すなら自動車税も含めて、クレジットカードであれ、電子マネーであれ、手数料無料で支払いが出来るようにするべきだと思います。
そしてキャッシュレス社会を目指すならクレジットや電子マネーを優先した文面で書き出すべきでしょう。
「クレジットカードまたは電子マネーでお支払いください。または現金でお支払い頂くことも可能です。その場合のお支払い方法は~。」
自動車税の納税が現金優先である限り、この国にはキャッシュレス社会はやってこない。私にはそんな気がします。