新型コロナウイルスによって感染症への関心が高まって、今年はインフルエンザワクチンの接種希望者が増える見込みだと言われています。
厚労省によると、今冬のワクチンの供給量は約6,300万人分になる見込み。
今年は2,964万本なので、3倍くらいの供給量を確保したみたいです。
でも本当に接種希望者がこんなに増えるのでしょうか?
コロナもインフルエンザも高熱が続く病状が似ていることから、同時流行した時を考えてインフルエンザワクチンの接種を勧めているみたいです。
今年の冬もそうでしたが、新型コロナウィルス感染の疑いがあると開業医では診療してくれないケースが出てくるかもしれません。
コロナウイルスとインフルエンザの同時流行では、死亡リスクが高くなるから、感染リスクの高い職業の人、重症化リスクの高い高齢者や基礎疾患を持った人はワクチン接種するのは良いと思います。
でもこれも今までと変わらないですね。
インフルエンザワクチンはインフルへの罹患を防ぐことは出来ません。
でも重篤化を防ぐという意味でワクチン接種をするのはリスク高い人に大いに勧められます。
では一般的にはどうなのでしょうか?
私が思うのは今年の冬と同じ考えでよいのではないかということ。
例えば今までも、インフルエンザワクチンを接種していても型が合わなかったと、インフルエンザに罹患する人はいますよね。
もしインフルエンザに罹患した時に、コロナウイルス第◯波と重なっていたら、ご近所の診療所では診療してもらえないなんてケースが出てくるかもしれません。
またはコロナウイルス感染を疑われて、PCR検査することになるかもしれません。
そもそもコロナ対策で、社会全体でいろんな感染症予防対策を取っていますよね。
マスクをして、手指をアルコールで消毒して、ソーシャルディスタンスで距離をとって、在宅勤務で密を避けるとか。
今年の冬はこれらのコロナウイルス対策が功を奏して、インフルエンザ罹患した人が非常に少ない年になりました。
これだけ感染症対策しているのですから、インフルエンザだけでなく、風邪に罹患する人も次の冬には少ないと私は思っています。
それぐらいみんな出来る対策は全てやっていると私は思います。
この夏、とても暑い夏で辟易とした人が多かったと思います。
夏の暑さから温暖化を考えたら「冬は暖冬」かな?と思っていたのですが、どうも今年の冬は寒いみたいですね。
インフルが流行っても、コロナ第◯波が来ても、あまりビビらずにいつもと同じノーマルな行動で過ごせたらいいな…そんな希望を持っています。