正月休みに読もうと考えていた本が、読んでみると文字数がものすごく多いのです。
えぇ読む前から本の分厚さは分かっていたつもりでした。
ほんと全部を読むのがエタりそうなくらいの分量です。
ページNoは491ページあるうえに文を改行することなく文字が詰まっています。
冬休み中に読み終えることが出来ませんでした。
読み終えるにはあと数日が必要、時間を掛けて読むことになるので全部読み終えたころには最初読んだ内容が頭から抜けるかもしれません。
全体を把握出来ている今だから、この本を読んだ思うことをブログにアップしたいと思います。
今、本を読んでいる本は、「LIFESPAN 老いなき世界」です。
著者は科学者のデビット・A・シンクレアさん。
ひとことでこの本を要約すると「老化は病である」ということが書かれています。
老化の原因と若返りの方法、それらが最先端の研究でどこまで進んでいるかが分かるように書かれている。
私が老体になる30年後くらいには、もはや「老化は単なる病」と言えるくらい認識が変わるかもしれませんね。
人間は何歳まで生きられるのでしょうか。
今の日本人の平均寿命であれば、女性が87.45歳、男性が81.41歳です。(2019年厚生労働省まとめ)
この本を読むと近未来が見えてきます。人間は120歳くらいまで生きられるみたいです。
しかも単に生きられるだけでなく、健康寿命を伸ばして若く生きられるようになるみたい。
今はマウス実験や色んな実験をされている段階だすが、数十年後には薬とかサプリを飲むだけで健康寿命が数年伸びるなんてことになるかもしれません。
ただし、これら恩恵を受けるのは富裕層でしょう。
この本にも書いてありますが、今の社会は所得格差が大きくなっています。
富裕層とそうでない層の差が階級になってきていると言えるくらいです。
富裕層がより豊かになる仕組みが組み上がっている中で下の階級者がクラスチェンジするのは並大抵のことで出来ません。
健康寿命を伸ばす薬が出来たとしても老化が病気と認定されない限り、薬が保険対象になることはなく医薬品として出回ることがありません。
おそらく贅沢品として富裕層にしか手がだせない価格で市場取引されるのではないでしょうか。
国が迅速に動くまでは、国が老化を病気として認定するまでは、富裕層とその他は経済面の格差だけでなく、ひとの寿命や人としての有り様にまで差が現れるのではないか。
たぶん…私はそうだと思います。
それでも私は健康に寿命が伸びる社会にあこがれています。
この本の影響で、「NMNサプリメント」をアマゾンに注文しました。
長寿の研究者が家族に飲ませているNMNサプリメント、さて効果のほどはどれくらいでしょうか!?
楽しな結果は後日に報告したと思います。