それはとてもパワフルでエネルギッシュなライブでした。
2021年6月27日(日)
Reolが初めて開催する、有人のホールコンサートに参戦してきました。
今回のコンサートネームは「音沙汰」です。
音沙汰ですし、ご無沙汰のコンサートです。
昨年からのコロナ禍のためにアーティストコンサートは延期や中止が多発しました。
Reolの有人コンサートもその影響で実に1年半ぶりの開催だそうです。
”だそう”と云うのは、私がReolを知ったのは昨年からだから。
昨年夏にリリースされたあのヒット曲「第六感」を聞いてからです。
そこから、サイサキ、とか、Q?とか、そしてアルバムとか、色々聴き出したのです。
その後はもう推しアーティストです。
彼女のもつ都会的でエナジーを貰えるパワフルな歌声にハマっていました。
Reolの推しアーティストのライブには参戦したい!
その思いが今年になって、やっとかなうことになりました。
ライブ・コンサートの会場は堺のフェニーチェ堺、定員が2,000名の大ホールです。
この会場は2019年から運用開始したばかり。
2020年はコロナでほぼ無稼働だったので、まだ新築の雰囲気すらあるホールです。
4階席まであるホールは、舞台からみればほぼ視線全面に観客が目に入るのではないかと、一階席から後ろを見上げてそう思いました。
ライブはさすがにホールでの有人コンサートを意識したものでした。
バイオリン、ビオラにチェロ、そしてグランドピアノです!!
ライブハウスでのバンド構成とは全く違い、生音をベースに”聴かせる”コンサートになっていました。
でも、コロナ禍のライブは相変わらず観客は声なしです。
歌に合わせた応援とかエールが一切出来ません。
そんな中で考えられた演出が、みんなのスマホライトを点灯させる演出。
歌に合わせて振るのはちょっと新鮮で面白かった。
でもこれ、一曲だけで十分です。地味に腕が疲れました。
前の席の子なんかはスマホを持つ腕をひんぱんに左右交代させていたくらいですから。
スマホを重たく感じるのです。
Reol のコンサートは合計23曲、MCも含めてほぼ2時間。
ステージ衣装も和風からウェディングドレス風のチェンジもよかったですし、ステージでタバコを吸う!演出も楽しめました。
でもたぶん一番は音でしょう。
バンドコンサートでは楽しめない”音”を、ホールコンサートとしたアレンジした音を
楽しめたのだと思います。
今度はバンドの音で楽しみたい。
ホールコンサートではどうしても上品な音になります。
Reolのうた声を、あのライブハウスの鼓膜が破れそうな爆音で聴いてみたいと感じさせてくれる。次を楽しみたいと思うコンサートでした。