わたしの健康の元になっている西野流呼吸法。
その西野流呼吸法の開祖である西野皓三さんが死去されたそうです。
ご冥福をお祈り致します。
わたしが西野流呼吸法と出会ったのは新聞記事でした。
由美かおるさんの体験をまとめた日経新聞の記事で西野流呼吸法と出会い、創始者である西野皓三さんの本を読んで、見様見真似で西野流呼吸法をマスターしたものです。
西野流呼吸法は至ってシンプルです。
大地から気と一緒に酸素を体内に取り込むだけ。
足元から頭の先にまで酸素を取り込むだけの呼吸法です。
西野流呼吸法を体験すると呼吸の大切さだとか、細胞やミトコンドリアにまで酸素を送り込むことの重要さだとか、呼吸が自律神経に影響して、波動を高めたり整えたりしてくれることだって教えてくれました。
西野流呼吸法の良いところは気の力を利用して酸素を体中の体内に取り入れることだと思います。
足元から丹田までそして頭の先にまで、深呼吸によって酸素を体の隅々にまで取り混んでしまう。
わたしの場合は朝に20分、そして夜に30分の合計50分西野流呼吸法を実践しています。
呼吸を繰り返していると細胞の隅々にまで酸素が行き渡ってからだが元気になるのが分かります。
さらに呼吸を繰り返していると頭が考えることをやめてきます。
わたしはこの状態を「体が整う」と感じています。
そうです、サウナ後に「整う」を体験するのと同じです。
あの「整う」感覚を西野流呼吸法では体感することが出来るのです。
あともう一つ言えるのは、「マインドフルネス」と「西野流呼吸法」が似ていること。
西野流呼吸法で体内にたくさんの酸素を取り込んでいくと思考が止まり何も考えない状態に近くなります。
その状態がある意味、マインドフルネスの「今を感じる」状態と似ているとわたしは思うのです。
西野流呼吸法を行うことで自然と「今を感じる」ことにつながるのです。
別の言いかたをすると、サウナで「整う」のも一緒だと言えます。
わたしの中でこれはすべてが一緒くたになっています。
サウナにせよ、マインドフルネスにせよ、あるいは西野流呼吸法にせよ、すべてがひとつの行為につながって「波動を高める、整える」ための実践になっています。
体が細胞レベルで元気になって、こころが整う、癒やされる。
シンプルな西野流呼吸法にはそんな作用があるのかな。
だからずっと継続して実践出来るのだろうとわたしは思います。
わたしの実践している西野流呼吸法は、アレンジしちゃったので「わたし流」になってしまいました。
それでも西野皓三さんが考えた西野流呼吸法は少しばかり姿形が違えども、今を生きる人の中で生き続けています。
これからも生きていく確かな呼吸法です。