まだ正月気分が抜けない1月初旬に退職をしてから、はや2ヶ月。
そろそろ、桜の開花する声が聞こえ出しました。
この2ヶ月の間に、私の生活もずいぶんと変化をしてきました。
変わった……と言うよりも、「矯正されてきた」と言う方が正しいと感じています。
その一つが睡眠時間です。
バリバリと働いていたとき、私はショートスリーパーでした。
平日は5時間も寝られたらよい方で、少ないときには4時間くらいの睡眠しか出来ていませんでしたからね。
会社を辞めた直後もその傾向は残っていて、夜に寝るのは毎日夜中の2時とか3時くらいです。習慣が抜けてくれなかったです。
そんな寝方をしていたから、とうぜん昼間に眠たくなってきます。
長い日には2時間から3時間の昼寝です。夜寝と変わらないくらいぐっすりと昼間に睡眠をしていました。
そんな生活を毎日していましたから、ある日、嫁に叱られたのです。
「きちっとした生活をして!」っと。
そこで反省をしてすなおに悪い点を改めることが出来るのが私のよい点だと思います。
そこから生活リズムを変えるようにして夜の10時とか11時には床につくようにしたのです。
するとどうでしょう。その時間でも眠りにつけるようになりました。
でも寝る時間を変えても、長く身についた習慣は体から抜けてはくれません。
そうです、ショートスリーパーの短時間睡眠のリズムを持ったまま、寝る時間をシフトしただけだったのです。
例えば夜10時に寝始めたします。すると夜中の2時や3時に目が覚めてしまうのです。
それは測ったかのように、かならず目が覚めてしまうのです。
目が覚めるきっかけで多いのは、清掃車の音ですね、
我が家の前はケーキ工場で、ゴミ回収の事業者が毎日夜中の2時すぎに回収に回っています。
ゴミ回収をするときの「ウィーン」と言う音量もけっこうな大きさで、音にびっくりして目が覚めてしまうのです。最近はこのパターンが多いです。
そこからは目が覚めて、タブレットをいじったり教科書を読んだりしています。
だいたい2時間くらいした頃にまた眠たくなって、再度睡眠で朝をむかえる感じです。
1日の睡眠量でいえば8時間〜9時間くらい。
ショートスリーパーだった私からすると、以前よりもずっと多く寝ています。
たくさん寝ることで頭はスッキリしていますし、生活自体にも余裕が生まれます。
何よりもうれしいことは、朝の時間をスッキリとした頭でむかえられること。
朝食がおいしいこと。
これが本当にありがたいと感じるのです。
ありがたいことに私は、退職をしてから暇を感じたことがありません。
空の青さにも気づきましたし、きれいな花を愛でる心も持てるようになってきました。
今はまだ心と身体の矯正中。
もっと人間らしく暮らしていきたい。それが今の気持ちです。