HUAWEI Nova liteのバッテリーを自分で交換してみた。
嫁が使っているスマホのバッテリーを交換した。
嫁は私と同じくSIMフリー端末を格安SIMでHUAWEI Nova liteを使用している。
HUAWEI Nova liteはCPUにKirin655 オクタコアを使っている。
普及モデルのスマホにしては動きがヌルヌルしている優れたスマホだと私は思う。
しかし使用期間が2年近くになって電池の消耗が激しくなってきた。
使い方によっては夕方には電池残量がゼロになる日があったりする。
さすがに嫁から『電池がもたへん!!!』と小言をもらうようになってきた。
そろそろ買い替えどきとも考えたが電池以外に不満がないようなので、電池を交換することにした。
一昔前のスマホであればバッテリーを交換することを前提として作られていた。
電池を外すのも交換も簡単にユーザーが出来たがHUAWEIのスマホは電池交換がユーザーで出来ない作りになっている。
HUAWEI Nova liteは表面からはビスすら見当たらない完全にはめ殺しの構造である。
HUAWEIのHPを確認するとバッテリーの交換価格は7千円。
高い!!私は高いと感じる料金だ。
なので今回は自分で電池交換することにした。
HUAWEI Nova liteくらいの販売規模があると、HUAWEIが電池を販売していなくてもサードパーティが交換用バッテリーを販売している。
Huawei P9 / P9 lite / nova lite / P10 lite / Honor8 交換用バッテリー(内蔵電池パック) + 自分で交換キット HB366481ECW
- 出版社/メーカー: HB366481ECW
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メーカーで交換する半額程度で入手出来るので、私は電池と交換工具がセットになったこのキットをアマゾンで注文した。
キットの中には電池と工具の他にカラー印刷された説明書まで添付されている。
結構まとまった交換セットである。
さて交換作業です。
スマホの表面にはビス穴がないのでどうやってバラすかというと、工具の吸盤ペンチを使います。
液晶面と裏ブタ面を吸盤で引っ張って裏ブタを浮き上がらせる、浮き上がったところにギターピッグを差し込んで裏ブラを取り外します。
裏ブタは両面テープのようなゴムのような接着がされているだけでした。
でも接着は非常に強力です。
説明書にも一番大変な作業と書かれていたくらい強固な固定でした。
私の場合、吸盤を吸い上げるとなぜか液晶側が浮き上がってきたのです。
「取説の間違いかな?」そう思って浮いた隙間にピッグを差し込んで外しにかかりましたが、でも間違いです!!
もっと浮かしていくと裏ブタも浮いてきます。
私が誤って差し込んだのはタッチパネル側です。
私の誤った作業のせいか、後でタッチパネルの効きが悪くなってしまいました。
ピッグを差し込むのは裏ブタ側です、くれぐれもご注意ください。
裏ブタはゆっくりじっくりと接着を外していくと外れます。
裏ブタが外れると次は電池の取り外しです。この時には裏ブタは裏ブタに付いている指紋センサーとFPCケーブルがつながったままですが、電池交換には影響ないのでそのまま作業を進めます。
まずは電池をコネクタから取り外します。
次に電池本体の取り外しですが、これも強力にテープ固定がされています。
少しの隙間からピッグで少しづつ浮かして外していきますが強固なテープ固定でした。
私にとってはバッテリー自体の取り外しが1番の難関でした。
バッテリーを取り外し出来たら後は新しい電池を装着するだけです。
組み立ては取り外しより簡単!!と思っていました。
確かに簡単ですがなぜか裏ブタが浮きます。ピタリと固定が出来ません。
そうです、裏ブタはテープというかゴムのようなもので固定されていただけなので、一度裏ブタを取り外すと粘着力が落ちてしまうのです。
キットに付属されていた両面テープで裏ブタを固定しましたが、それでもちょっと隙間は出来ました。
私が購入したキットを使うと電池交換は出来ます。
でも強固なテープ固定外しとか作業があります。
「スマホ壊れへんやろか」と心配になるレベルの作業なので、ほんと一歩間違うと壊してしまいます。
もし時間があって7千円を支払えるならばHUAWEIに交換をお願いしたほうが正解だと思います。
電子工作とか好きなひとは問題なく作業が出来るとは思います。
それでも私のようにタッチパネル系に不具合を出してしますかもしれないので自己責任でお願いします。