『ゴジラ キングオブモンスターズ』の主役はまぎれもなくモンスターでした。
小学生のころ、私にはヒーローがたくさんいた。
そのゴジラの最新映画、先週にロードショーが始まったので早速観てきました。
2016年に公開した『シン・ゴジラ』から3年たった今、今年のゴジラはハリウッド版、満を持しての公開である。
公開スタイルも字幕版、吹替版、そして4DX版と多彩な準備がされていた。
そんな中、私が選んだのは日本語吹き替え版。
これは単に上映時間が私の都合に合ったから選んだだけではあります。
公開初日は金曜日と平日でしたが夕方からの上映を観た。
結構大きめなスクリーンの劇場でした。そのためか客はそれほど多いとは感じなかった。
特に私の座った前列には誰もいない、だから余計に人が少ないと感じたのかもしれない。
今回のゴジラは前知識なしで観ましたが間違いなしにモンスター映画だった。(笑)
その理由はキャストにこれと言って目立つ人がいません。渡辺謙が一番目立っていますがモブ役です、主役ではありません。
主人公はおじさんです。
なので誰がヒロインなのかを注意して映画を観ていました。
主人公おじさんが3年位会っていない妻がヒロイン!?
そうではありません。
では主人公の娘!? これもありません。
今回の映画のストーリーは人間中心ではないので、人間のヒロインがいないのかもです。
では誰がヒロインか?
私の目には『モスラ』が一番のヒロインだったのではと写りました。
そうです、『ゴジラ キングオブモンスターズ』のヒーローはゴジラです。
なのでヒロインはモスラで間違いないかもです。
とても健気で可愛らしいヒロインでした。
人間サイドでもストーリー中に家族愛が語られてはいました。
それでも『ゴジラ キングオブモンスターズ』はモンスター映画です。
まさしく私が子供のころに観た映画のようなお話でした。
どちらが強いか勝負するのがこの映画の見どころでしょうか。
ほんと子供の頃に観たり読んだりしたゴジラの王道ストーリーそのままです。
ゴジラが一度負けてしまってもパワーアップして復帰する。
そしてキングギドラをやっつけるストーリーです。
すかっとはしますが、今回のゴジラ映画の採点は私は辛めです。
3.5点というところでしょうか。
もっともっと人間サイドでラブロマンスとかがあって良いと思うのは私だけでないと思います。
きれいでかわいいヒロインを準備する、そして活躍させる。
ヒーローはヒロインに振り回されるくらいのお話がちょうど良かったのではなかったか。
そんな映画も観てみたいとひとり思っています。