夜行バスのおすすめバスタイプ。
夜行バスでの移動は時間とお金が節約できるので年に3~5回は利用しています。
東京⇔大阪の移動であれば費用は片道3千円くらいからです。
ただし、これくらい低額で移動出来るのは平日だけ、しかも水曜日とか木曜日の便です。
観光バスとほぼ変わりがないようなスタンダードタイプの便であればの話です。
スタンダードタイプの便でも、人が多く移動するシーズン、夏休みとか連休、そして週末ともなると、価格がぐんとアップします。
木曜日に大阪から東京までが3千円で移動出来たとしても、翌日金曜日の大阪への帰り便は7千円前後掛かるとか、よくある費用パターンです。
夜行バスにも何パターンかタイプがあります。
3列シート、背もたれをかなり倒せるタイプ、ゆったりタイプの4x10列シートにスタンダードな4x11列シート。
さらにトイレが付いている or 付いていないもありますし、途中で休憩しないバスまであります。
夜行バスでもタイプよって特長が違うので、実際に利用して感じた点をご紹介したいと思います。
まずは縦3列のシート。
標準の横4列シートであれば、ひとりで乗車した場合に横に知らない人が座ることになります。
ほぼ同性と隣合わせになりますが、バス会社や便によっては異性と隣合わせになることもありました。
予約時のHPに必ず記載があるようです。ひとりで移動される女性は確認しておくほうがよいでしょう。
縦3列のシートはすぐ横が通路なので、ひとりで気兼ねなく利用出来るようにも思えますが私は嫌いなシートタイプでした。
確かに通路にスペースがあるようにも見えますが通路はかなり狭めです。
でも横4列バスのセンター通路みたいな幅はありません。
隣との距離が近くて窮屈に感じます。
3列シートバスで移動するならば、横4列シートの通路側座席のほうが快適だと私は思います。
次は背もたれをかなり倒せるタイプ。
私が乗車したのはVIPライナーのグランシア。
このバスは縦9列でかなり背もたれを倒せました。当然寝やすさは他のバスよりも1段うえです。
とは云っても快適とまではいきません。
夜行バスなので音や振動の大きさはどのバスでも同じ。寝やすいだけで熟睡するのはまず無理でしょう。
次はトイレが付いているバス。
トイレ付きバスでも、2~3時間ごとにドライブインで休憩するバスでは車内トイレを
利用しているひとはほとんどいません。
トイレ付きバスでは途中に休憩をしない、ドライブインについても乗客をバスから降ろさないバス会社もありますが、この手のバスであれば利用者は見かけます。
それでも数名程度です。
バスのトイレはいざと云う時に駆け込める安心感で設置されているだけのようですね。
そこそこ快適で安く移動した場合は、やはり縦10列のゆったりタイプのバスでしょう。
11列タイプはきちきちでも、10列タイプは休憩時に通路側のひとが窓側席から通路へ抜け出せるくらいの余裕はあると思います。
夜行バスの魅力である、安くてちょっぴり快適移動を狙うなら、ゆったり10列シートだと私はおすすめします。