トイレットペーパーが品切れ! リアル社会への情報拡散の早さに注目すべし!
コロナウイルスの脅威によって生活が脅かされている。
マスクが品薄で入手しづらくなったのに続いてトイレットペーパーまでもが店頭で品切れ状態になった。
聞くところによると生理用品とかおむつとかまでも、デマ情報で店頭在庫が少なくなっているという話である。
我が家の場合、もともとトイレットペーパーは自宅にワンロールを在庫している。
先日、安倍さんが演説で云ったようにトイレットペーパーが入手困難なのがデマであれば買い足す必要はないと思う。
それというのイレットペーパーは国内生産が中心なのです。
今店頭に在庫切れでも、問屋卸しやメーカーには普通に在庫があるので配下さえされれば今のトイレットペーパー切れ問題は解決されると思います。
ただ今回の問題で日用品のトイレットペーパーがいかに大切であるかが分かりました。
失くなるとか手に入らないという恐怖感で、人は買占めとか買いだめに走るのだということがよく分かりました。
日本のトイレットペーパーには供給に弱点があります。
それは東海地方に製造メーカーが集中していること。
もし大規模地震が東海地方を襲ったり、東海地方の交通網が寸断されたりしたら、今回と同じようにたちまち日本からトイレットペーパーが失くなってしまうことでしょう。
しかもその時には次の入荷が見込めないという不安までがつきまいます。
経産省は、このいつかくる地震に備えてトイレットペーパーは1か月分を各家庭に備蓄するように呼びかけている。
地震でどんなに困難状況に陥っても1か月あれば元に戻るというのが政府の考えなのだ。
海外から輸入するとか、街や工場の復興を急ぐということだろう。
それにしても今回のトイレットペーパー品切れ状態だが、デマ情報の拡散がすごく速かった。
私がTwitterで気付いた時にはすでにホームセンターで行列が出来ていた。
そしてその次の日には店舗在庫切れ状態になっている。ものすごい早さである。
ツイッターでインフルエンサーのつぶやきを見たのからそれほど時間なく売り切れ状態。
生活に関わるこの手の情報は拡散が早いということでしょう。
映画「カメラを止めるな」で感じたSNSでの情報拡散、あの時にもスゲーと思ったのだが今回はその比ではなかった。
今回のように生活に直結する話となると、SNS内の情報からリアル社会でのネットワークである口コミにつながって、情報が拡がっていく。
現在社会の情報拡散を確認する、いいサンプルになったのではないだろうか。