コロナウイルスとワクチン。未知のワクチンに過度な期待はしないほうが良い。
コロナ第2波もピークからは治まってきたのか、感染者数があまり叫ばれなくなった。
もちろん新規感染がそれほど増えなくなったと言っても、感染症に対抗出来る薬が作られたわけでもないので、気が緩んだ行動をすればたちまちに感染拡大することが考えられる。
在宅勤務が出来ないうちの事務所でも、コロナ対策は考えている。
次に行う対策は、机と机の間にパーティションを入れること。
机に向かうデスクワーク中は隣も向かいの人とも顔を合わすことがなくなる。
この対策、自分はうれしく感じている。
コロナ以前と比べて、今の事務所はあまり変化がいていない。
以前と変わらない事務所を見て「これで大丈夫なの」とひとり嘆いていたものです。
でもパーティションをすると、閉塞感とか孤立感が強く出る。
せっかく島を作って仕事をしているのに、島を作る意味は皆無。
おとなりの席とはかろうじて会話することも可能だが、向かい席のひととは顔を見ることすらなくなりそう。
感染症とは人のつながりを切断する病気なのでしょうか?
少し寂しくはある。
それでも在宅勤務と比べると、はるかにマシだと思える。
周りに仕事仲間がいるだけでやる気や能率が数段違うように感じる。
今、コロナ対策で注目されているワクチン。
日本でも治験が始まったとか、接種を無料にする検討を政府が初めたとか、毎日のようにワクチンに期待したニュースが飛び込んでくる。
けれど期待しすぎは良くない。
まだどんなワクチンが出来るのかが分からないからだ。
ワクチンを一度接種しただけで抗体が出来るのとか、みんなに効果があるのとか、そしてワクチン接種して効果がどれくらい続くのとか。
気になることがたくさんある。
でもコロナは新たな感染症、どこも手探りで薬を開発している。
今はデータとか状況を集めているところなのである。
あるニュースでは3ヶ月で抗体が消えたとか。
インフルエンザの予防接種でも6ヶ月抗体が持つのに、コロナワクチンはその半分しか効果が持たないのかもしれない。
インフルエンザであれば冬の流行期、12月~2月ごろだけワクチンが効果を発揮していればよかったが、コロナはそうもいっていられない。
一年中が流行期なのである。
もし早い時期にワクチンが出来たとしても、この話通りのワクチンなら利用が難しいワクチンになると考える。
コロナ予防に3ヶ月ごとに予防接種を打つ人はいないと思う。
国が費用全額を持つとは思えないし、改良版ワクチンが出回るまで、それまでは本当に安心出来る日が来ないのかもしれない。
下火になったかに見えるコロナウイルスだがまだまだ戦いは続く。
というか、感染症との戦いは今始まったばかり、まだ半年ほどしか戦っていない。
またいつの日か「マスクなし」でも外出が出来る日を夢見て、今は生活に制限を掛ける戦いが必要なのだろう。
そんなことを考えながらブログを書いた。読んでくれてありがとう!