EVはインフラを切替えないと普及しない理由。
あと10年もすればガソリンで動く自動車が販売されなくなるかもしれません。
環境対応により海外でも国内でもガソリン車から電気自動車または燃料電池車(FCV)へのシフトが加速しています。
最近の各国発表を見ていると、切り替え時期が早まってきているのが伝わってきます。
切り替えられるのは2030年半ばみたい、直ぐ目の前ですよね。
あと10年ほどでガソリン車が買えなくなるのであれば、次に購入する車は最後のガソリン車と思ってガソリン車に乗り換えるか、はたまた電気自動車に切り替えかですね。
もし早い時期に乗り換えが必要になったとしたら、わたしの場合はいったんガソリン車の中古車に乗り換えるて、その後に電気自動車が普及期に入った段階でEVに乗り換えるかなとは思います。
EV車は部品点数が少なくてメンテナンスが簡単だと言われています。
例えば車を動かす動力がモーターでエンジンを積んでいません。
なので定期的に交換が必要だったエンジンオイル交換が必要ではなくなります。
わたしはこの話だけで電気自動車が欲しくなったくらいです。
今でこそ週末とレジャーくらいでしか車に乗らなくなりましたが、毎日乗っていた時には年に4回以上オイル交換をしていたので少々メンテナンスが面倒だと感じていました。
普段はエンジンオイル交換を大手カー用品販売店で交換していましたが、一昔前であれば予約も出来ず、車を持ち込んで2〜3時間掛かりで交換するのが当たり前でした。
オイル交換って時間の掛かる手間仕事だったのですね。
日本の場合、ガソリン車販売をやめると言ってもしばらくはハイブリッド(HV)は販売してもオッケーかもしれません。
なので、電気と水素で動く車が増えたとしても、ガソリンはまだまだ販売され続けるかもしれません。
これからの10年〜15年掛けて電気自動車が普及するのが必然になってますが、わたしには疑問があります。
車の普及に合わせたスピードで電気スタンドが普及するのだろうか?ということです。
今の電気自動車はガソリンが給油するのと同じようにスタンドに設置されているノズルを車の口に差し込んで充電するやり方です。
この充電するための電気スタンドがとても少ない。
電気車の普及に合わせてスタンド数も増えるでしょうが、電気スタンドで充電するやり方を取っている限りはスタンド絶対足りなくなるとわたしは踏んでいます。
それは電気自動車の充電時間の長さのため。
電気自動車は走行距離を長くするためにより容量の大きい電池を搭載するようになるでしょう。
今でも満充電するまでに30分以上の充電時間が必要なのです。
スーパーチャージャータイプの充電が出来るようになったとしてもガソリン給油のように3分とか5分で完了することはないと思います。
ガソリン車の変わりに電気自動車が普及するには充電の考えが弱すぎるのです。
電気スタンド形式から電池載せ替え型にするとか、自宅で簡単に充電出来るようにするとか、このインフラ切替が出来ないと本当の普及社会を思い描くことは出来ないと思うので