おじさんも動くべし!
今や夫婦にとって共働きは当たり前ですね。
今の社会では女性が結婚をして専業主婦に収まるほうが少数派なのではないでしょうか。
女性が男性と同じように社会で働くようになったことは社会の必然なので良いとかダメととか思いません。
でも私くらいの年齢であれば、ちょっと思うところがあるのではないでしょうか。
我が家の場合ですが、結婚した時に嫁は専業主婦になりました。
私が外で働いてお金を稼ぐ、嫁は家の中の事をするのが分担でした。
料理とか家事その他の家のことは嫁がする、それが当然のように私は思っていたのでした。
しばらくの期間はそのままでしたがそのうちに嫁がパート勤めを始めて外で働くようになりました。
でもその時でも家の中のことを嫁がするのは変わりませんでした。
でもね、ずっとそのままではすまないですよね。
子育てもありますし、何年もの時間が経過することで世の中の風潮が変わって女性が社会に出て働くのが当然になってきましたしね。
そうして数十年の年数が過ぎた今では、私も家のことを少しはするようになっていたのです。
でもそれはほんのちょっとだけ。
食事後の食器洗いをしたり、洗濯物の取り込みをしたり、自分のスーツにボタンを取り付けたり。
どれも毎回ではありません。
たまにとか、週末だけがんばるとか…地味ですがね。笑
結婚当初は家のことを何もしない状態だったのと比べると、私からすれば大きく変わったなと思います。
たぶん私くらいの年齢のかたは、同じような思いがあるのではないでしょうか?
それを思うと今の若いこれから結婚する人は、家の中のことを旦那と嫁と2人で分担するのが当然になるからまだ楽なのかもしれないですね。
世の中を生きていくための勉強とか、仕事の事とか、色んな知識を吸収するのは大切ですけれども、それと同じくらいに生活するチカラを手にすることは大切だと思う今日このごろです。
私は家のこと、家事を少し手伝う程度のことをすると言っても難しいことをしていません。
一番難しかったのは針しごとでしょうか。
針しごとはまだ数えるほどしかしていないけれども気を使う仕事です。
例えばボタン付け。
針に糸を通すだけでも難しいのに、ボタン付けはただ取り付けたらオッケーと言うわけにはいけません。
ボタンには取り付ける位置が大切なのです。
位置がちゃんと合うように取り付けないと、ボタンを留めた時にきれいに留まりません。
私はボタン付けを失敗して初めて気付きました。
取り付けることに集中するあまりに位置がずれていることに気が付かなかったのです。
家の中のこともやってみると楽しいと感じたりも出来ます。
男も出来ることくらいは自分でやらないといけない、おじさんも動かないとですね。