CEATECで近未来を見て来た!
一番人気は、ソニーブースでした。
CEATEC、日本のテクノロジーイベントの中でも最も注目されるものの一つです。
毎年、数多くの企業が最新の技術と革新的なアイデアを披露し、訪れる人々に未来の可能性を示しています。
今年も幕張メッセで開催された日本最大のITイベント、CEATECを見学してきました。
コロナ禍ではオンライン開催でした。そしてリアル開催に復帰して2年目ということで、多くの人々が再び現地に足を運びました。
以前と同じような規模の大きな展示が続いたのですが、私が感じた最も注目すべき変化は、環境に関するテーマの増加でした。
ESG(Environmental, Social, and Governance)やSDGs(Sustainable Development Goals)に焦点を当てた展示を行う企業が増えたこと。
それがCEATECの一部として顕著に現れていました。
企業が環境に配慮することは、現代の課題ですし、持続可能な未来を築くためには重要です。
しかし、私自身がCEATECを訪れる主な目的は、未来のテクノロジーと革新的なアイデアに触れることです。
そうです、ワクワクしたいのです、自分の好奇心を満たしたいのです。
でも環境展示ではちょっと……
環境関連の展示が増えたことで、今回のCEATECには、ちょっとがっかり感さえ覚えました。だってワクワク感が少ないですから。
昨年のCEATECでは、メタバースのコーナーがあり、そこで未来のデジタル空間についての興奮を感じました。
しかし、今年はそのような未来志向の展示が少なかったように感じました。
私たちが日常で直面する環境の問題も大切ですが、CEATECは未来を探求し、革新的なテクノロジーに焦点を当てる場所であるべきだと思います。
さらに考えると、CEATECの方向性についても疑問が湧いてきます。
かつては自動車やロボット展示など、多くの未来技術が披露されていました。
しかし、最近ではそのような展示が減少し、CEATECが本当に日本のITを代表しているのかという疑念が生まれます。
日本はかつてテクノロジーのリーダーであり、世界中から注目されていました。
しかし、今のCEATECを見る限り、その地位を維持しているかどうか疑問です。
もちろん、環境への配慮や社会的責任は重要ですが、未来志向のテクノロジーとイノベーションも同じくらい重要であるべきです。
CEATECは、今後どの方向に進むべきか真剣に考える必要があるでしょう。
未来のテクノロジーへの期待と、日本のテクノロジー業界のリーダーシップを取り戻すために、より野心的なアプローチが求められていると感じました。
環境に配慮しつつ、未来を切り拓くCEATECの再興に期待したいと思います。