クラウドファンディングのMakuakeショップ、良いところとダメなところ。
日本最大級のクラウドファンディング『Makuake』が東急ハンズ内にショップをオープンしていたので覗いてきました。
このショップにはMakuakeのクラウドファンディングで出資者を募り商品化されたグッズが販売されています。
クラウドファンディングされたグッズを直接手にして自分の目で確認して購入することが出来るのです。
Makuakeのサイトでは、アイデアに溢れた”新しい物”がクラウドファンディングで出資者を募っています。
そこで商品化までされたグッズは、どの商品も光るものを持つ、魅力が溢れている商品だと思います。
私が訪れたのは大阪心斎橋の東急ハンズ、5階の一角にMakuakeショップはありました。
この日、Makuakeショップに置いてあった商品は傘やカバン、そしてタオルなど。
定期的に商品入れ替えがされているのかもしれませんが、さほど多くの商品が展示販売されているわけではありません。
どの商品にも特長を表す写真や説明が付いていた。
説明を読めば「なるほど!」と言える商品もあります。
直接触ることが出来るサンプルも置いてあるので機能とか肌触りを確認出来るのは展示販売の良いところです。
ネットで注文だと形や機能は理解出来ても、大きさとか厚みとかのサイズ感が掴みにくいですよね。
でもここでは直接目で確認出来るので、薄さとか材質感とかがひと目で分かる。
ただ色んな雑貨を扱っている東急ハンズとして見た場合、Makuakeショップとしては存在感が薄いな感じました。
Makuakeショップに置いてある傘やカバンやタオルなど、同じハンズ内で取り扱っています。
Makuakeショップの商品は特長はあるけど説明なんかを読まないと良さが理解出来ないというダメな点がある。
何気に陳列商品を見ているだけでは、価格の高い傘、価格が高いタオル、そしてカバンにしか見えません。
私はMakuakeショップという興味で商品見ていたので特長を掴んだが、はたして一般のお客さんからしたらそこまでするだろうか…そして商品を買うのだろうか…。
どんなにアイデア溢れた商品でも、どれだけ機能が優れていても販路がなければ売ることは出来ません。
優れたアイデアでクラウドファンディングでの出資金を集めらることが出来て商品化が出来たとしても販売してヒット商品にするのは並大抵ではないと思います。
優れた商品=売れる商品、ではない。
優れていなくても、見た目がさほど変わらずに価格が安いほうにお客は目を向けるでしょう。
一般のかたにMakuakeと商品化された製品を知ってもらうにはおもしろ商品を扱う東急ハンズにアンテナショップを出すことは意義あることだと思います。
あとは目を引く魅せ方、そして価格。
アンテナショップに期待するには間違っているでしょうか?