「定年後の期待人物」を調べてみた。
今週末に仕事で長くお世話になった先輩が会社をさられることが決まりました。
私が会社で経験した、苦しい時や辛い時に、その半分くらいは同じチームで過ごしてきたのではないでしょうか?
先輩にはほんとお世話になりました。ありがとうございました。
ちょっと前に新聞だか、ネットニュースだか忘れましたが、「定年後の期待人物」というのが紹介されていました。
大抵の会社では60歳で定年ですが、定年後に働かず隠居をする人はほんの一握りだけと思います。
そのまま同じ会社で働かないとはしても、自分で起業しないかぎりは新たな会社に再就職されるのではないでしょうか。
「定年後の期待人物」には、定年した人を雇用する会社側からの目線で、どんな人物が好まれるかが述べられていました。
どんなところが期待されていたか、それを書き出してみます。
- やる気のあるひと
- 清潔感があるひと
- コミュニケーション能力が高いひと
- 賃金が安くても不平を言わないひと
- 辞めないひと
- 休まないひと
ぜんぶで6項目です。
「やる気のあるひと」は、雇用側からみたら当然必要と思います。
これは年齢に関係なく、やる気のない人や頑張る気がないようなひとは雇えませんよね。
下手に雇うと職場の雰囲気が悪くなるだけです。
次は「清潔感のあるひと」、これも分かります。
特に男性の場合は、ある程度の年代になると「加齢臭」がします。
その中には鼻をつまみたくなるような匂いの人もいます。
いつも清潔にしている、これはビジネスの基本だと言えるでしょう。
次は「コミュニケーション能力が高いひと」、これもやっぱり分かります。
新しい職場で話さない人は孤立してしまいますね。
コミュニケーションは仕事の最低スキルと私も思いますが、まぁ私自身が出来ていないのですが…。笑
次に「賃金が安くても不平を言わないひと」、これはどうでしょうか?
60歳代のひとを雇うメリットは賃金が安いからです。これは間違いありせん。
私が働いている会社でも60歳定年で再雇用となった時には、それまでの賃金から半額以下になると聞いています。
同じような仕事でも対価の賃金がぐんと安くなってくるのです。
その賃金に文句を言わないのは、会社側からすると理想的な従業員といえるのかもしれません。
次に「辞めないひと」、これも重要です。
今は人を雇おうとしても人が集まらない少子化の時代です。
雇ったけど、「辞められた」とか「逃げられた」とかは大損失になります。
そして最後は「休まないひと」です。
年配のひとは、若い人より個人差が大きく現れます。
スキルを持っているからと言う考えだけで雇い入れると、ちょくちょく休まれてしまう…。なんてことが起こらないとは言えません。
いかがでしたか?
以上の6項に自分が当てはまると思えればどこにだって再就職が出来そうな気がしますよね。
もちろんスキルは必要です。
会社によって必要なスキルは違うと思いますが、今回の6項はどこでだって必要とされるポイントだと思います。
再就職とか他人事ではありません。
中年より上の世代では気づいていないだけです。もはや日本も再就職する国に変わっているのです。
若い世代では辞めるとか、再就職とか当たり前になっているのです。
「定年後の期待人物」、それは定年に関係なく会社が従業員に期待するポイントなのかもしれませんね。