平常を楽しめる日が来ることを願って…
今日は久しぶりにイライラした。平常心ではいられませんでした。
今日、私は、秋のお彼岸を迎えて家族で京都まで墓参りに行ってきたのです。
京都市に着いて西陣の雨宝院で彼岸供養してから銀閣寺近くのお墓にお参りしたのです。
でも車の多いこと。
4連休ということ、そしてGO TOトラベルです!
GO TOトラベルで観光客が京都に流れ込んだことがこの日の人の多さにつながったと思います。
ほんと呆れるくらいでした。
京都ではポピュラーな大通り、堀川通りや大宮通りを車で北上しました。
でも同じ方向に進む周りの車は他府県ナンバーばかりです。
「地元の人は避ける道を選んで走っている!?」
道を選び間違えたとも思いもしましたが、それにしても他府県から流入しすぎだろうと思います。
少し前までは日本中で、「他府県ナンバーは石を投げられる」とか、「コロナを持ち込みな!」とか、そんな雰囲気すらあったのにね。
いまは「カモン、ウェルカム!」です。
こんなに渋滞した中、車を走らせたのは昨年以来でしょうか。
時間が掛かるのは、コロナ前よりひどいかもしれません。
この4連休からイベントも解禁されました。
今までスポーツなどの大人数を導入するイベントは上限5千人でしたが、収容率50%以内であればオッケーに変更されています。
ニュースでは多くの観客が球場などに戻ってきたと伝えています。
良かったと思う反面に、声を出せない応援のストレスで、観客が離れていかないかと危惧しています。
野球観戦の場合、昨年までであれば、球場でビールを飲みながら、応援歌やヒッティングマーチを歌ったり、攻撃の間は休むことがないくらいに声を出していました。
でも今は声出しがダメ。
いまは声出しがクラップに変わっているみたいです。
声出しで言えば、自宅でテレビ観戦しているほうが大声を出せてるのではないでしょうか。
確かに球場では生の迫力はあるでしょうが、あのうるさいくらいの応援がないと、とたんに静かな球場を想像してしまいます。
今まででも2軍戦がそうですね。
トランペットも応援歌も無いなかで、見る野球はエンタテイメントとしてチカラ不足に感じるかもしれません。
映画館もイベント解禁に合わせて観客数アップと思いきや、私が一番よく行くイオンシネマでは一席空けて座る視聴形態のままです、変化がありません。
でもこれはすごく安心感を与えてくれます。
イベント解禁といえど、コロナを取り巻く環境は何も変化していないのです。
そんな中、以前と同じようにすぐとなりに知らないおじさんが座っていたら、怖くないですか。
わたしはまだダメです。
今はまだ隣の席で小さく咳をされるだけで、「ビクッ」とからだが反応してしまうと思います。
あとは音楽イベントの回復を待つばかり。
今までとまったく同じ運営は無理でも、模索して導いた新形態を試す時が今かなとは思います。
平常を楽しめる日が来ることを願って…