オフィスの机間に仕切り板を設置した。コロナ対策はこれでばっちりな話。
私が務める会社でもコロナ対策として在宅勤務が導入されました。
今では企画部門の人など一部の人がそのまま在宅勤務をしているので、ポピュラーな勤務形態になった感がします。
私も今年の春には在宅勤務対象者だったのです。
でもどういうわけかコロナ第2波の時には在宅勤務対象から外れました。
まぁどちらが仕事効率が良いかと云えばオフィスに出社したほうが効率高いと思っていたのでさほどの不満はありません。
でも出社したり在宅したりと変化している今の在宅対象者を見ると、少しうらやましくはあります。
コロナに対して職場の変化はあまりにも少なかったのですが、9月にやっと変化がありました。
私のオフィスでもやっと机と机の間に、つい立てパーティションをしたのです。
オフィスで仕切りに使ったパーティション、ビニールのような透明タイプではありません。
仕切りの向こう側が見えない白いタイプのパーティションです。
仕切り板ってどんなのでしょう?
それは形が出来上がっているのではなく、組み合わせたら完成する訳でもなく、オフィスに届いたのは白く大きな"板"でした。
"板"のままでは仕切りの役目をしないので、島ごとに"板"を加工してパーティションを作ったのです。
それは子供のころに学校で体験した"工作"そのものでした。
島のみんなが協力して"工作"を楽し…パーティションを作る。
いつもと違う時間を過ごせたのがちょっとだけ楽しかったです。
仕切り板をしたその日から、仕事をする雰囲気も大きく変わりました。
私が感じるそれは、まるで図書館で仕事をしているような気分です。
周りが静かな訳ではありません、周りに人がいるのは感じます。
両隣はさすがに見えますがそれ以外は目に入らないのです。
少しだけざわついた部屋で仕事をする。
これって結構いいかもしれません。
以前よりも集中力がアップしている気がします。
以前は見られていないとは思っていても、他人の視線が気になったものでした。
でも今はまったく視線が気になりません。
かといって在宅勤務のように孤独であるわけでもなく、ほどよい距離感を持って仕事が出来るようになりました。
これはコロナで気付かされた効果ですね。
そもそもなぜにオフィスで島形式に机を向かい合わせにしているのかが疑問だった私にはぴったりなのかもしれません。
人によっては人とのつながりが希薄に感じるかもしれないですがね。
在宅勤務でも、オフィス勤務でも、この春までのような形で勤務するにはもう戻れないように思います。
そうであれば新しい形を早くに見つけるのが最良なのかもしれない、私はそう思います。