鞍馬寺の山門前で牛若餅をいただきました。
今年は2020年以上にいろんな事が起こりそうですね。
でも今まで続けていることはずっと続けたい。
毎日のストレッチとか、鞍馬寺への月参り、そしてブログの継続とか。
せっかく習慣に出来ているのですから出来るだけ長〜く続けたいのです。
仕事だって忙しくなりそうです。
気づけば「あっ」と言う間に過ぎていきそう、今はそんな雰囲気があります。
そんな忙しさの中でも新しいことを見つけて楽しめればと思っています。
今年の初チャレンジは「和菓子」でした。
京都、鞍馬寺の山門前にある和菓子のお店、多聞堂さん。
そこで売られているのが「牛若餅」です。
ねっ、美味しそうでしょ?
鞍馬寺に参拝を始めたころから気になっていたお餅です。
1個が130円。
お手頃価格なので何度も買おうかと思ったことがあります。
でも普段に甘いものを食べない私は買うことがありませんでした。
でも、そんな私が食べたくなったのです。
理由は”栃の実”が入っているからです。
”栃の実”って栃の木になる木の実。
アク抜きををしてから食べると美味しく食べられるそうです。
ただの木の実であれば、私の気に触れることはなかったかもしれません。
でも”栃の実”は気になりました。
理由はなんと縄文時代から食べられている木の実だからです。
縄文時代ですよ、紀元前は当然で少なくみても2,500年以上前から日本人は”栃の実”を食べていたのです。
アクが強すぎてそのままでは食べられない”栃の実”。
どうやってアク抜きをしていたのかは分かりませんが、数千年前から日本人が食べている伝統の食べ物だったのです。
これを知ったら食べたくなりませんか?
甘いのが苦手とか言ってられませんよね。嫁とふたりで3つ買いました。
そのうち2つは私が食べました。笑
この牛若餅、手に持った時から感じます、とてもやわらかいお餅です。
まるでつきたてみたいです。
と言うか、午前中に買いましたから、たぶん出来たてだったのでしょう。
1日に売れるだけ作ってそして売り切れたらお終い、販売終了です。
多聞堂さんはそんな商売をされているのだと思います。
牛若餅は”こしあん”でした。
「2個は多いかも」と思いましたがまったく問題ありません。
甘すぎず、そしてけっして大きすぎずなサイズです。
食べた後から気づいたのが「あれ、栃の実は??」です。
あまりの美味しさに肝心の”栃の実”を忘れていたのです。笑
お餅がやわらかくて、”栃の実”がまったく気にならなかったのです。
食べた後から見つけました。
口の中に木の実の欠片が、小さなカケラが残っていたのです。
ピーナッツを食べた後に歯の隙間に挟まって口の中に残っていたようなサイズです。
気付くことが出来ましたが味が…”栃の実”の味が分かりません。
しかたないです…
たぶん牛若丸も食べていただろうという”栃の実”です。
歴史を感じながら、食べて良し、何も感じないで食べてもオッケー、でしょうね。笑
ここでしか味わえないご当地グルメでした。