とある不倫のお話です。
高校教師同士の不倫で年上女性が殺害される事件が起こりました。
今や不倫はよくあることですね。
ネットによって男女が簡単に”出会える”ようになったのが、これだけ不倫が拡散した背景だとは思います。
でも今回はネットは関係ありません。
同じ職場で働いていた仲間同士の不倫です。
職場の仲間だったふたりが不倫をして、最後は女性が不倫相手の男性に殺される…
”不倫沼”にはまった結果の悲劇でした。
不倫をした女性からしたらどうでしょうか?
家庭を持っていて、さらに不倫相手からも激しく愛されて思われれる…
たぶん彼女の中では、しあわせだったのかもしれません。
最後は破滅でしたがそこに至るまでの道は、自分の本能で動けたのではないかと思われます。
この女性、不倫は始めてだったのでしょうか?
こんな結末を迎えるからには、相手に相当に入れ込んでもらえる態度を取っていたのでしょう。
婚外と言えども恋人や妻のように振る舞っていたのかもしれません。
そう考えると、過去にもひとりやふたり、年齢からして同様に過ごした人がいるかもしれませんね。
不倫をした男性はどうでしょうか?
この男性の家庭では赤ちゃんがいるそうです。
と言うことは、はじめての不倫ではないか…わたしはそう思います。
そこで男性は嫁とは違う女性が持つ魅惑に引き込まれて沼におぼれる。
不倫沼から抜け出せなくなったのではないか…そう思われるのです。
女性の勤務先が変わったことで女性が冷めて抜け出したのに対して、男性は抜け出せずに最悪の選択をしてしまったのでしょう。
女性の家族はどうでしょうか?
夫さんは「嫁が朝帰りをする」とか、帰宅せずに行方不明になって後に、すぐに不倫男性を名指ししたように妻の不倫を疑っていました。
もしかしたら妻の浮気に前から気づいていたかもしれません。
その中で嫁が不倫…そして遺体となって帰宅です。
夫さんの気持ちがどうなることやら…とは思います。
ただ思うのは、もし双方とも不倫から抜け出せずに女性が夫に離婚を願ったとした時のパターンです。
この時には相当に揉めます。
慰謝料に財産分割、さらに養育費の問題も出ますね。
嫁も夫も働いて収入があるにしても離婚は簡単ではないでしょう。
もしかしたらこのパターンに入り込んでいたかもって思えば、今回の幕切れはまだ簡単な方法だったかもしれません。
不倫嫁がお亡くなりになったことで、保険とか財産とか、お金面の問題は夫側に移ります。
いざこざなしで解決したと言えます。
あと、わたしが夫だったら、嫁の供養をどうするか…さらに一緒のお墓に入るのかとか。
そんなことまで考えますね。
不倫は人の心を壊します。
誰もしあわせにはなりません。
自分だけじゃないこと、家族やまわりまで必ず巻き込んでしまうこと。
そこを認識して覚悟をしないと…
そこまで考えて不倫するひとはいないですね、やはり本能のままでしょう。たぶん。