社内公用語を英語にするって…どうなの?
社内公用語を英語にする。
うちの会社がニュースになっていますが、どこまで本気でどこまでやるのでしょうか?
たぶん今の状態がずっと続くのであれば、ローカルな現地語だけで問題はありません。
問題がないどころか、日本人スタッフしかオフィスにいないのであれば、現地後で会話をするほうがベター。
話す相手に気持ちを含めて詳細に説明が出来ますし、伝えることが出来ます。
問題は社内公用語を英語にするターゲットをどこに置いているかでしょう。
「日本と言うスケールを離れて考えるべきだろうな」とは思います。
今までは島国の日本で稼げていた。でも世界では通用しない。
そんな日本の企業です。
日本の企業を脱皮して本当のグローバルカンパニーを目指すなら、社内公用語も変えるべきだとは思います。
この先ますますシュリンクしていく日本で、そして労働者が高年齢化していく企業で、これから100年先も生き抜くことを考えれば、日本にだけ目を向けていては生き抜くことは不可能でしょうから。
働く人材だってそう。
日本企業とは言え日本だけではエンジニアが集まらず、世代交代するのさえ難しいかもしれません。
でも東南アジアにはたくさんの人材、エンジニアがいっぱいいます。
ことばの壁があるので日本に招き寄せることは不可能でしたが、こちらが英語化するならば話は簡単。
彼らだってきっと働きたいと考えると思います。
ことばの壁さえなければ、ちょっと考えを変えて目線を変えさえすれば、どうにでもなりそうだと思えるのです。
そんなこんなで、日本語がほとんどしゃべれない仲間がオフィスに現れるのもいずれは来るしれません。
それまではどうなるでしょうか?
「上の人が出る会議と議事録は英語に切り替わる。」くらいでしょうか?
それとも、「極力英語でしゃべれ!」みたいなところまで踏み込むでしょうか?
日本人だけではないですが、変化への対応はニガテです。
大きく変えると馴染むまでに時間が掛かるでしょう。
であれば、将来も考えて、今ごそっと変えてしまうのも手かもしれません。
効率が落ちるとか、不具合とかが出ても、いつやるかなら早いほうがよい。
今やるのが最適なのは確かです。
オンライン英会話でフィリピン人先生との話です。
わたしがオフィスの会話で英語を使っていないことにびっくりされたことがあります。
それだけフィリピンではビジネスで英語を使うのが日常になっています。
今までは物の品質がよくて大量に作れるだけで売れたかもしれません。
また日本国内の市場だけでも利益を上げられたかもしれません。
でも海外に物を売ると言うことは、グローバルを進めるということ。
グローバルを考えれば、ことばなんてものは必然的に決まってきますよね。
さてどうなるでしょう?
どう変わるのかが楽しみでもあります。