10連休には完読したい。 『八男って、それはないでしょう!』を一日掛けて読んでみた。
今、私は『八男って、それはないでしょう!』を読んでいます。
”小説をよもう”サイトにアップされている小説ですが、書籍版も書店で販売されています。
今回は”小説をよもう”サイトにアップされている原作をお手軽に読んでみました。
読み出したのは先週末の日曜日、既に完結済のお話しなので、「一日中読書して楽しめる♪」と読み出しましたが…強敵でした。
結果は一日で読み切ることが出来ませんでしたorz
あとで調べましたが話数が205話もあります。
そして文字数にすると、なんと2,763,313文字!!
まだ半分も読めていません。
このお話はファンタジーの転生ものです。
日本人であった前世の記憶を持った少年が中世ヨーロッパ風の魔法が存在する異世界に転生していた。
転生した場所は魔物が住む森近くの僻地です。
貴族に転生はしていたが、僻地の貧乏貴族でしかも兄弟が多く、なんと八男です。
何人も兄がいるので間違いなく家裁は継げません。
成人したら家を離れて独立して自身の裁量で生計をたてないといけない立場です。
家族から疎まれることやいじめはありませんがほぼ無関心状態で育ちました。
貧乏貴族なので食事は黒パンが2個。
貧しい食生活はいっこうに改善しませんが、主人公の少年が森で魔法練習をやり始めてから、鳥やイノシシの肉が食卓に乗るようになったくらいです。
そんな少年が森で魔法の師匠となる”語り死人”と出会い、物語がいろいろと動き出すようなお話です。
でも魔王を倒すこともなく、勇者として何かをする訳でもなく、内政無双をするわけでもありません。
基本は主人公が自由に生きていく、色々な、しがらみを剥がしたり、避けたりしながら生きていく。そんなお話です。
主人公は勇者ではありませんが強いです。魔物にも人にも負けません。
負けるとか劣勢になるお話は読んでいて辛くなりますが、この話には黒いとかグロいとか関係なしでスイスイと読み進められます。
ラノベ以上に安心して読める内容です。
日曜日を一日掛けて読んでも読みきれない分量なので、これから話が転回してピンチとか裏切りとかがあるかもしれません。
(でもたぶん無いですよね、あればショック受けてしまいます…)
もちろんロリとか巨乳とかハーレム要素はあります。
ただ、いちゃいちゃは少ないです。個人的にはもっとヒロインとの絡みがあったほうが楽しめるのですが。笑
まだ小説全体を読み切れていませんが、頭を楽にして読むには十分楽しめる内容です。
今年のゴールデンウィークは10連休です。
ゆっくりと本でも読もうかと考えている諸兄には、ぜひにお勧めしたいそんな小説です。