自分に足りないのはあと一歩の勇気です。
ふとしたきっかけで自分に足りないものは何かを考えてみた。
私は不完全な人間なので色々なものが足りていません。
地頭が良くないのはしかたないにしても、口数がまったく足りていません。
人と話をしていても、すぐに会話が途切れがち。
延々と続けて話せる人をみていると羨ましくなります。
もう尊敬してしまうくらい、そんな感想を持つくらいに私は寡黙です。
そして足りないものは、押しが弱いこと、引っ込み思案なところ。
これらは足りないことは自分の弱点だから以前から気にしています。
例えばすれ違えば向こうから近寄ってきてくれて挨拶してくれる人もいます。
そんな時にこっちも挨拶するだけでなくて「最近どうですか?」と、相手の調子をうかがう話を振ってみたりするようにしています。
話が膨らまないことは多いですが。笑
でも自分に一番に足りないと思うのは、「あと一歩の勇気」でしょうか。
あと一歩前に出る勇気が出なかったからチャンスを逃したとか、言えなかったとか。
そして後から言えなかったことをすごく気にする、後悔するとか、そんなことが多々ありました。
あとで気になるのならその現場で行動すりゃいいのにですよね。
でもその場では動かないこと多いです。
先日に参戦した「Jewel」のライブでのこと。
あのライブはステージが低くて後ろのほうの観客はとても見にくいライブでした。
会場に入場したときからそれは分かっていたのです。
ステージに向かって右側の壁際に2段だけ階段のようになって少しだけ観えやすそうな場所がありました。
私が入場したときにはすでに立つスペースがないくらいに埋まっていました。
しかし皆んなが自分のスペースをきっちり確保すると、ひとりだけスタンディングが出来るくらいのスペースが出来たのです。
「これ立てるんじゃね?」と思ったその時、すぐに「そこ空いていますか?」と言えばいいのに私は考えちゃったんですよね。
考えたらもう動けません。
「そこに立っていいですか?」の一言が、たったひとことが言えなくなったのです。
その後に入場したひとにスペースを埋められて、立ち位置を変えることはありませんでした。
あの時が唯一無二のチャンスだったのです。
もしあの時に声掛けて立ち位置を変えていたら、高い位置からステージが覗けたライブになっていた思います。
このことは私にとっての失敗、今でも思い出すくらいに気にしている反省点です。
あの日、あの時、あと一歩を踏み出す勇気が私にあったら…と思います。
どちらに転ぶか分からない、そんな微妙なところを自分でつかみ取れるか、取れないかによってしあわせを掴めるかダメなのかが分かれるのでしょう。
あの日のしあわせは、私がひと声掛けて動くことが出来なかったことで逃げていきました。
でも今こうしてブログに書いていると、よい勉強が出来たと思えるくらいに反省出来ました。
これで明日は修正出来たかもしれません。