今は動かず、考えず。 退職金と年金を少しだけ調べてみました。
定年ってずっと先と思っていました。
でも気づけば後3年ちょっとまで迫っているのです、時間の経過が早いですね。
そして定年と言えば気になるのは退職金!
このまま何事もなければ私ももらえると思うのです、たぶん…。
退職金にはいくつかのもらい方があります。
一時金として全額もらうか、年金として全額をもらうか、それとも一時金と年金と併用してもらいか、この3パターンに分かれます。
あなたならどのパターンを選びますか?
2018年の実態調査によれば、一番多いのは「一時金と年金を併用」してもらうパターンでした。
これが72%と言う多さです、他のパターンが10%程度であることからすると、ほとんど併用パターンの一人勝ちと言えます。
使い勝手がいいのでしょうか?
でもたぶん私は違うパターンを選びます。
私が思っているのは、一時金で全額を頂く方法です。
と言うのも、一時金でもらう方法が税金も社会保険料も一番安上がりですむのです。
見た目的には全額年金が一番多く貰えそうですね。運用利息で得しそうな気がします。
しかし所得税と社会保険料を差し引くと一時金でもらうほうが経済的なのでした。
定年を迎えてもたぶん働き続けると思う私です。
働き続けても給与収入が目に見えて”がたっと”下がるのですから、社会保険料は安いに越したことはありません。
次に気になるのは年金です。
中でも私が気にしているのは厚生年金の加給年金です。
我が家の場合う、妻と私は6つ離れています。
私が年金をもらえる65歳になった後、妻が年金をもらえるようになるまで6年も差があるのです。
そんな夫婦の救済策という訳ではないのでしょうが、配偶者の妻が65歳になるまでは、加給年金をもらえる制度があります。
もちろんもらうには条件があるので、気になる方はググって調べてください。
この加給年金ですが、年に22万円ほどもらえます。
でもね、これのダメなところは、厚生年金をもらっていないと申請が出来ないところです。
私は漠然とですが、「働いている間は年金をもらわずに、70歳くらいからもらおうか」って考えていました。
でも私が年金をもらいはじめる70歳の頃、嫁は65歳間近です。
加給年金は1年もらえるかどうかなのですね。
なんか損した気になりませんか?
それならば、65歳から加給年金付きで厚生年金をもらって、そして働き続けるでいいのではないでしょうか。
実際には収入が増えるから、税金とか社会保険料とか気にしないといけません。
でも年22万円を考えると、税金や社会保険料アップくらい”屁でもない”って思えてしまうのです。
実際、年金の繰り下げ受給している人の割合は1%と超少ないらしいです。
それに加給年金は厚生年金に紐付いているのだから、基礎年金(国民年金)だけ繰り下げ受給する手もアリかもしれません。
まぁ年金はこれから大きく変わる可能性がありますから、まずは65歳間近になるまで見守っておくしかないですね。
今は動かず、考えずです。