新聞がなくなる日。
先日、ツイッターのつぶやきが原因で内閣官房参与を辞任した高橋洋一さん。
彼の考えは論理的で分かりやすく、しかも納得が出来るから私は好き。
だから積極的に高橋洋一さんのYouTubeを観に行ったりしています。
先日、動画の中で見つけた情報が「新聞があと10年で失くなる」と言うデータでした。
日本新聞協会のデータによれば、2000年の段階で新聞の発行部数が5,370万部だったののですが、2020年には3,509万部まで落ち込んだみたいです。
これは一般紙とスポーツ紙の合計、これが一般紙だけとなると2000年に1,818万部だったのが、2020年には725万部にまで落ち込んでいるのです。
すごい落ち込みですね、じつに60%の減少です。
高橋洋一さんの将来予測によれば、このままでは新聞はあと10年で終わりを迎えるそう。
新聞社のかたがたは危機感をお持ちなのでしょうか?
たぶんですが、部数の落ち込みは値上げとか記事数の削減とかでまかなってきたのでしょう。
実際、自分の暮らしと新聞を考えても、大きな転換期を迎えているのは確かです。
我が家の場合、新聞は自宅に配達してくれる朝刊夕刊のセットを取っていました。
それは数十年という長い期間です。
家に届くのが”当たり前”となっていたのが新聞でした。
それが今では電子版を読んでいます。
まだ新聞を読むことは止めていませんが、自宅まで配達してもらうことは卒業したのでした。
配達の新聞をやめて、ちょっと寂しかったのは、チラシがなくなったことでしょうか。
新聞折込みチラシも結構楽しめたのが電子版には付いてきませんね。
でも電子版は宅配よりも値段が安いからと、あきらめてはいます。
さらにです。
最近になって思うのは、新聞電子版はいらないのではないかと言う気がしているのです。
ネットのニュースとかを見ればだいたい情報は掴めますよね。
新聞の良さは、大きな紙面で昨日の出来事をじっくりと読むことだったと気づきました。
電子版ではそれは出来ないことですし、読まない記事が圧倒的に多いことにも気づきました。
電子版では、新聞上で新しい出会いがないのです。
最近は新聞に4千円くらいのお金を出すのがもったいないとさえ思えてきます。
わたしの中で新聞はいらないものになってきている…
ちょっとやばいかもしれません。
高橋洋一さんの予測データは10年で失くなるでしたが、実際には新聞社が失くなることはないかもしれません。
ただし、業務形態ががらっと変わる可能性は高いですね。
記事書いて印刷して発行するのが新聞だとすると、まるで違う形に変貌するのではないか。
マルチメディア化によって、さらに記事ごとに有料化して、とか。
そうしてネット社会で生き残っていくかもしれませんね。