オリックス劇場、初訪問して思ったこと。
今月の音楽イベントは大阪オリックス劇場で開催の音楽フェス「サウンドコネクション - Harvest Begins - 」に参戦です。
オープニングアクトから計5組のパフォーマンス。最後は少し疲れてしまいました……
オリックス劇場での観覧は始めてです。
2千人以上が座って観覧出来る大ホールと言うこともあって楽しみにしていました。
だって椅子があるのですよ!
いつものライブハウスであれば立見でヘトヘトになりますが、今回はシート付き。
楽ができるかも……と期待をしての参戦です。
オリックス劇場はモダンなホールをイメージしていましたが、少し違います。
木をベースにしたシートとか、ホールにはクラシックな雰囲気も感じます。
モダンの中にクラシックを感じる。
言い換えると古さを感じる……これは逆にめずらしいかもしれません。
私の座席は前から4列目。
これってすごい良席ですよね。
ステージが目の前ですし、しかも中央付近です。
3階構造ホールで2千人以上を収納することが出来るオリックス劇場で、なぜこんな良い席をわたしが確保出来たのか?
理由が分かりませんが、良席でアーティストのパフォーマンスは十分に楽しみことが出来ました。
そんなグッドシートで観覧出来たオリックス劇場ですが、もちろん気になる点もありました。
オリックス劇場への期待が大きかったから減点に感じたのかもしれないですし、他の点が優れているからこそダメに感じたのかもしれません。
気になった点その①は、トイレが少ないこと。
ホールもフロアも広々としているオリックス劇場ですが、トイレが少なかった。
一階の男子トイレは、5人か6人くらい分の小便器しかありません。
公演の短い休憩時間に一斉にトイレに行くのに、その人数にあっていない便器数です。
男子用でさえ行列が出来ていました。
ぜったいホールサイズにトイレ数があっていません。
気になる点その②は、床に段差がなかったこと。
私が座っていた前方席はフラットでした。
ステージがさほど高くもないことが影響していますが、前席とか前方席に背の高い人がいればアーティストが見えなくなるのです。
せっかくの良席なのにもったいないですね。
もちろん後方の席になると傾斜がありましたが、前方席でももう少し工夫が必要に感じます。
座席ごとに前方とシートをずらすとか、床に傾斜をつけるとか、ステージを高くするとか。
そうすればもっと楽しめるのにね。
観客目線でもう少し贅沢を言えばシートの横幅が欲しかったこと。”狭い”です。
細身の私には今のシートサイズでも十分ではありましたが、それでも自然に肘掛けに腕を置いてしまう広さです。
隣の人も同様に肘掛けを使うのでちょっと……不満です。
昨今のムービーシアターの座席が広々としてきたこともあり、あれを基準に考えると一歩も二歩も見劣るシートです。
音や光はいい感じのホールですから、観客目線で改善されればもっといい感じになるのに。
そんな感想を持ちました。