少子化に向かう日本。
岸田政権が「異次元の少子化対策」に取り組んでいます。
やっと動き出したか。と言う印象ですね。
あまりに腰が重かったとは思います。
でもこれって、少子化に歯止めをかけることが出来るのでしょうか?
少子化の原因と言えば、女性の晩婚化とか、未婚化とか。
夫婦の出生力の低下によるとも言われています。
わたし目線で言えば、その前に若い女性が少ない。出産出来るご年齢の女性が減っているようにも思うのですよねぇ。
少子化に歯止めをかけるにはどこにポイントを置くべきでしょうか?
未婚化/晩婚化にメスを入れて、結婚を促す、早く結婚をするように仕向けるとか。
でもこれは間違った方向だと思うのです。
日本は結婚した夫婦が赤ちゃんを産んで育てるレールがあります。
ほぼ結婚で出産が常識と言えます。
でも諸外国ではこの限りではありません。
未婚の女性でも出産するケースも多いのだとか、ネットで話題になっています。
「結婚しないと出産は出来ない。」
まずは、そのような世間の目をなくすことが手始めではないでしょうか。
そして次は、出産への支援でしょうか。
今は女性もキャリを積む時代ですから、出産でキャリアがストップしたり、休止したりするのがかなりの痛手です。
それでも「赤ちゃんを産もう!」と、女性をその気にさせなければいけません。
そのためには金銭時な補助でしょう。
入院とか手術とか、出産の費用分ていどを補助するのではなく、2〜3年は無職でも食べていけるような手厚い補助金がサポートされていれば、赤ちゃんが増えていくのではないでしょうか。
子供はお金がかかりすぎる……と言うのであれば、3人目以降の出産にだけ補助をすればよいのではないかと。
子をひとり、あるいはふたりと授かっても、だいたいの夫婦はそこくらいまで。
そんな夫婦が多いように思います。
3人目以降となると、経済面とか気になります。
でも出産一時金みたいなサポートで、もし2〜3年は暮らせるお金をもらえるなら、「頑張ってみようか」と考える夫婦はきっといると思うのです。
とは言え、私の考えたプランでは、たぶん少子化に歯止めはかからないと思います。
確かに国からのサポートは増えるでしょうし、日本では外国人をもっと招き入れるようになるでしょう。
それでもです。
高齢化/少子化による経済の縮小は、そこにレールがあるように、今後も粛々と進んでいくと思います。
先は暗い……目線を変えて別思考で見ないといけません。
物やお金が大切だった”これまで”から、心の充実した”しあわせ”ベースの国家に変身していくしかないのかと。
物がなくても、物が高くても、買えないし、食べれないでも大丈夫。
そう、しあわせだったら大丈夫!なのです。
そんなことを考えられる社会に変化していく。
変わらないと不幸な社会になってしまうかも……そんな予感がするのです。