お餅を食べる。
今週のお題「餅」
日本人ですから、餅は大好きです。
つきたて餅でも、スーパーで売っている丸餅、角餅でも、どれもが好物。
すべて美味しくいただきます。
餅に関する記憶で一番古い記憶は、幼少のころに家族で餅つきをした記憶です。
じいちゃんもおじさんも餅をついて、ばあちゃんも母さんも餅をちぎって丸い形にしていました。そんな記憶が残っています。
大きな鏡餅を母さんが作るのをみて「これは食べないの?」と尋ねると、「これはね、飾るの。正月が終わると食べるんだよ」と教えてもらいました。
さらに母さんは「でもね、正月終わるころには固くなって切るのが大変なのよ。」とも教えてくれました。
その時はよく分かっていないので「ふーん、そうなんだ。」くらいの返事をしたと思います。
鏡餅はずっと空気に触れているから、日にちが経つと固くひび割れてくるんですよね。
そして包丁で切るのにも苦労する。それを知ったのはもっとずっと後のことでした。
おとなになって餅つきをした経験は、この後に2回だけです。
高校の修学旅行で長野に行った時にイベントで餅つきをした時と、子供が幼稚園に通っていた時に開催された餅つき大会の2回です。
今では「餅は買うもの」ですね。
ご近所を探しても、餅つきしているのは幼稚園だけかもしれません。
家族が小さくなっているから仕方ないかもしれないですが、ちょっとさみしくは感じます。
餅の食べ方も変わってきました。
餅の食べ方、その昔には”焼く”と”雑煮”です。
たまに”きなこ餅”もありましたが、私は焦げめの付いた”焼き餅”が大好きでした。
そうです、”でした”の過去形です。
最近は、餅を食べることが多くなりました。
と言うのも、私が家にいることが多くなったからです。
家に長く居ると、なぜかお腹が空いてきます。
わたしが調理出来るのが、ラーメンとうどんの2つだけ。
そんなわたしの食事を心配して、嫁が餅を買い置きしておいてくれているのです。
食べ方は、”レンジでチン”の一択です。
自分で餅を食べれるようにするとなると、どうしても簡単に食べる方法を選択してしまいます。
レンジでチン、そして醤油をかけて海苔で巻く食べかたです。
嫁が餅を調理するとなれば、雑煮とか鍋や料理に入れるとか、色々と手をかけるでしょう。
でも男が餅を食べるなら、「レンジでチン」の一択です。これは仕方のない選択です。
「レンジでチン」は味気ないですが、簡単に食べれるようになりました。
幼少のころに餅を食べるのは正月だけでしたが、今では年中食べることができます。
パックしてある餅は賞味期間も長いので保存も効くことを考えると、餅はずっと身近な食べ物になったかもしれません。